【適応障害からの復職】再発懸念を上司に相談して余計にツラくなった話

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適応障害

復職してから、約3か月がたちました。

適応障害とうつ病で長期休職していたあの日から、ようやく日常に戻りつつある──はずでした。

しかし、最近の自分の状態はあまりよろしくありません。

先日、このことを悩んだ末に上司に相談してみました。

…が、思いがけず心がさらに重くなる出来事がありました。

ここでは、そのときのことを整理しながら書いていきます。

復職後の僕の状態

ここ2週間ほど、どうにも仕事に身が入りませんでした。

9時間睡眠時間を確保していますが、夜中に何度も目が覚め、なかなか寝付けないこともあります。

そのせいで日中はとても眠く、お腹はズーンと重く、たまに頭痛や吐き気を感じることもありました。

復職後は、上司たちの配慮でノルマのない軽めの業務を与えていただいています。

ありがたい環境のはずですが、なぜか仕事に対してまったくやる気が起きませんでした。

「やらないといけない」と頭ではわかっているのに、実際には手が動きません。

そんな状態が2週間ほど続き、さすがに「これはまずいかもしれない」と思い始めました。

それでも自分を冷静に見られていたので、まだ状況は悪化していないと感じていました。

上司に相談するか、病院に行くか

「このうちに病院で相談した方がいいのかな」と思いながらも、約1年半前のことが頭をよぎりました。

あのときは、上司に相談する前に病院へ行き、そのまま会社へ出社できなくなり、突然休職することになりました。

今回は同じ失敗を繰り返したくないと思い、まず上司に話すことを選びました。

ただ実は、最近その上司と話すこと自体がストレスになっていました。

復職後、こちらの希望で週1回の雑談・面談の時間を設けていただいていましたが、会話があまり弾みませんでした。

こちらが今の状態を話しても「そうですか」と返され、その後は気まずい沈黙。

そんなことが続くうちに、自分の状態を正直に話すのが怖くなっていきました。

面談そのものを「今週は特に話すことがないので」とスキップしたこともあります。

そんな状況だったので、今回の相談もとても怖かったのですが、もしまた突然休職となったら迷惑がかかると思い、勇気を出して相談しました。

上司への相談と、その反応

そして、今の自分の状態を正直に伝えました。

上司はしばらく黙った後、「なにか思いつく原因ってある?」と聞きました。

本音を言えば、

  • 得意なスキルを活かせない業務が続いていること
  • 相談できる人がいないこと
  • そして上司本人とのやり取りそのものがストレスになっていること

この3つが大きかったのですが。

1点目は2週間ほど前の中間面談で、得意を活かせる部署に異動したい、という旨を勇気をだして伝えていましたが、

2点目と3点目については、さすがに上司にたいしてそのまま言うことはできませんでした。

そのため、「いろんな小さなストレスが積み重なっているのだと思います」と、曖昧な言い方をしました。

すると上司は、

「いろんなストレスはみんな抱えているんじゃない? みんなその中で仕事しているんだから、同じだと思うよ」

と言いました。

正論ではありますが、胸にズサッと刺さりました。

「そうなんだろうけど……でも、しんどいんだよなぁ」と思ってしまいました。

さらに上司は続けました。

「考えすぎなんじゃないかな。目の前の仕事をとりあえずやってみれば、余計なことを考えなくなると思うよ。やり方がわからない業務でもないだろうし」

これもまた正論です。

でも、「それができないんだよな……」という気持ちが心の中に残りました。

まぁ、でもこういう感じは実際にメンタル疾患になった身じゃないと理解しきれるものでもないよな、

それに、相手がいつでもこちらの期待通りにリアクションをしてくれる、なんてことはないしな。

そんな思考が頭をうずまき、その相談は僕の「そうですね、ちょっと病院に行ってきますね」という言葉で終わった。

結局、相談を終えたときには、メンタルが相談前よりさらに削られていました。

お腹の重さも増し、「ああ、ちゃんと話せてよかった…とは全然思えないな」と正直、感じてしまいました。

休職前と同じパターンが見えてきた

冷静に振り返ると、これは休職する前の状況ととてもよく似ています。

  • 苦手で意味を見出せない(ただし会社にとっては意味がある)仕事
  • そこに対するやる気の出なさ
  • 周りのピリついた空気
  • 「やらなければいけない」という恐怖感だけで動こうとしてしまうこと
  • そして仕事が進まず、上司へ相談するのも怖くなること

まさに、前回の休職前とそっくりでした。

今のうちにできること

今の、まだ症状が軽いうちに病院へ行こうと思っています。

もう一度少し休むべきなのかどうかを医師と相談しながら、いよいよ転職を本気で検討すべき段階に来ているのかもしれません。

自分の心と体が壊れてしまわないうちに、できることをしていきたいと思っています。

あ、でも無理はしすぎないペースでね。

同じように悩んでいる方へ伝えたいこと

ここまで読んでくださってありがとうございます。

今もし、あなたが似たように「しんどい」と感じているなら、その感覚はまちがっていません。

あなたの心と体は、ちゃんとSOSを出せています。

そしてもし、このブログを読んで、

「今の自分の状態に少し似ているかもしれない」

そう感じたのだとしたら、それはとても大切なサインです。

その“気づき”こそが、すでに自分を俯瞰できている証拠だからです。

がむしゃらに頑張るだけだった頃には、見えなかったものが見えている。

実はそれって、とても大きな成長です。

過去の自分と同じパターンに入りかけていると気づけているからこそ、同じように無理を繰り返す前に立ち止まろうとしている。

頑張ることだけが選択肢ではありません。

むしろ、頑張りすぎて心をすり減らしてしまった経験を経て、

「同じ道をたどりたくない」

と感じられるようになったあなたは、ちゃんと学べていて、確実に前に進めていると思います。

だからどうか、今の自分を責めないでください。

最後に|堂々と休んでいい!

堂々と休むことを選んでもいいし、環境を変えることを考えてもいい。

あなたがほんの少しでも楽になれる選択を、堂々として大丈夫です。

自分ファーストでいいと思います。

あなたが、あなた自身に一番”優しい”選択は何なのかを考えてあげてください。

その気づきを持てているあなたなら、きっと大丈夫です。

これから先の人生を、自分のペースで選んでいけます。

人生は長いのです。ゆっくりと、焦らず、いきましょう^^

ということで、今日の記事はここまでです。読んでくださりありがとうございます。

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