僕は新卒2年目で大手メーカーにて適応障害になり1年以上休職しました。
その間、休んでいることの罪悪感や焦り、今後の生き方が見えない不安の沼にはまりとても苦しかったです。
でも、そんな中から脱し、今では元職場に復帰し、
さらにこの記事のような過去の自分と同じように悩んでいる人に向けて情報発信しています。
とくにこのブログやメルマガによる情報発信は、自分の人生と合致した感覚、というか、やりがいや使命感的なものもってできています。
休職中に、「やりたい…かも!」と思えることに出会い、そして、今まさに、それが形になりつつある実感があるのです。
で、じゃあどうやって、つらかった休職中に、やりたいコトが見つかり、行動に移せたかと言えば、
それこそこの記事のタイトルにある通り「遊んだおかげ」でした。
今回の記事では、適応障害になって今後のことが不安な人ほど、罪悪感に負けず、どんどん遊んでいこうぜ、ということをお話します。
なぜ遊ぶといいのか
なぜ遊ぶことをおススメするのか、その理由をお話しすると、以下の6つがあります。
- リフレッシュできる
- 自分の興味の幅が広がる
- やりたい仕事の種が見つかる
- 新しい人と出会える
- 生き方の視野が広がる
- 遊ぶからこそ罪悪感をゆるめられる
一つずつ説明します。
リフレッシュできる
遊びのいちばん大きな効用は、頭と体が自然にゆるむことです。
「回復しなきゃ」「前向きにならなきゃ」と考えるほど、心は逆に固まっていきます。
遊びは、目的や成果を求めずに没頭できる時間。
考えすぎて疲れた脳を、いったんリセットしてくれます。
自分の興味の幅が広がる
遊んでみることで、「自分は何に反応する人間なのか」が少しずつ見えてきます。
今まで興味がないと思っていた分野に、意外と心が動くこともあります。
逆に、向いていると思っていたことが、案外ハマらないと気づくこともあります。
この“取捨選択”自体が、自分を知る大事な材料になります。
やりたい仕事の種が見つかる
仕事を探す前に、まず「楽しい」「気づいたらやっている」体験を増やす。
その中に、将来の仕事につながるヒントが隠れています。
遊びは、結果を求めないからこそ、本音の好みが表に出てきます。
やりたい仕事は、頭で考えるより、体験の中から見つかることが多いです。
新しい人と出会える
遊びを通すと、利害関係のない人と自然につながれます。
肩書きや評価から離れた関係は、心をとても楽にしてくれます。
「会社の自分」ではない場所での出会いは、新しい役割を与えてくれます。
人との出会いが、生き方の選択肢をそっと広げてくれることもあります。
生き方の視野が広がる
遊んでいると、「こんな生き方もアリなんだ」と気づく瞬間があります。
会社や仕事だけが人生の中心ではない人たちと触れることで、世界が広がります。
今の自分の枠組みが、実はとても狭かったと分かることもあります。
視野が広がると、将来への不安は少しずつ形を変えていきます。
遊ぶからこそ罪悪感をゆるめられる
何も生まない時間をあえて持つことで、「休んでいい」という感覚が育ちます。
遊びは、罪悪感を正面から否定するのではなく、自然に薄めてくれます。
楽しい体験を重ねるほど、「今の自分でも大丈夫かも」と思えるようになります。
その感覚が、次の一歩を踏み出す土台になります。
遊びってつまりどんなことをすればいいのか
遊ぶって、結局何をやったらいいの?と思う人もいるかもしれません。
結論、なんでもいいと思います。
なんとなく”能動的”なものであるほうがいいとは思うのですが、とはいえ、人間やることは全て能動的ですもんね。
多種多様なジャンルで、何でも興味のままにやってみるといいと思います。
ゲーム、遊園地、カラオケ、旅行、ロッククライミングみたいなThe遊びみたいなものから
料理、断捨離、服作り、野菜づくり、みたいな暮らしに関すること、
ジョギング、筋トレ、サバイバル体験、
森林浴、絵画、スピリチュアル体験、
資格取得、夕日を眺める、DIY、
子供と公園、キャンプ、石を投げる、
陶芸、味噌をつくる、写真を撮る、アプリを紹介する、…etc
もう無限にありますわな。
どうやって罪悪感をゆるめたらいいのか
休むことや休職中に遊ぶことの罪悪感については、下の記事で書いていますので、参考にしてみてください。
どうやったらやりたい仕事の種が見つかるのか
いろいろやっていくうちに、自分の好みのものと、そうでないものがなんとなくわかってくると思います。
めっちゃ面白い、もっと突き詰めたい!ってなれば話は早いですね。それに関する仕事を探せばいでしょう。
そうでない場合、そこそこ楽しめてハマった遊びたちを並べてみて、
「何で楽しかったんだろうか」とその遊びたちを通して自分が
- どんな”状態=being”を求めていたのか
- どんな”行動=doing”をしていたのか
という2つの視点で共通項を探してみます。
例えば僕の場合、「家庭菜園、自己理解、人間心理」にハマりました。
この共通項を考えると、どれも、「知的好奇心が満たされる状態」を求めていたとわかりました。
どれも、「独りで教科書で学び」それを自分で「すぐ試せること」がとても楽しかったんです。
やりたいことの種は、beingとdoingの掛け合わせたところにあります。
つまり僕の場合、「独りで学びながらすぐ実践し、知的好奇心を満たせる仕事」が仕事の型になっている業務であれば、「やりたい仕事」になる可能性が高いわけです。
たしかに、過去、自分で装置原理を学びながら実践して研究を行っていた時は楽しくて没頭していました。
暮らしの中にあるものなら今すぐ遊びができる
今すぐ何かしら遊びができないか、体がウズウズしてきた人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、暮らしの中でたくさん遊べます。
料理してみる
裁縫してみる
靴の修理してみる、
ほうきで掃除してみる、
断捨離してみる、
プリンター開けて回路修理してみる、
スマホで映え写真に凝ってみる、
子供とパズルを作って売ってみる、
コーヒーを淹れてみる、
野菜を作ってみる
ぜひ暮らしの中で遊んでみてください!



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