僕は食の自給率アップを目指して2024年から市民農園で家庭菜園をはじめました。
今年2025年は菌ちゃん農法や自然農法に挑戦し、野菜を種から育てて、その種を採ることを目標にしております。
今年新たに借りた市民農園で、菌ちゃん農法の畝づくりに引き続き、自然農法の畝たても挑戦してみました。
>>【菌ちゃん農法】家庭菜園初心者でもできた菌ちゃん畝づくりの方法(前半)
この記事では、実際に僕がやった畝づくりの手順を3ステップで紹介したいと思います!
ちなみに、竹内孝功さんの著書「これならできる!自然菜園」のやり方を参考にしながらやりました。
それではいきましょう!
- 自然農法の畝づくりの方法を知りたい人
畝づくりのステップ
それでは畝づくりの方法についてお話します。
実際の手順は以下の3ステップになります。
- Step1土壌レベルの判定
雑草を観察して土壌の肥沃度を判定
- Step2土へのテコ入れ
土壌レベルに応じて土に資材を投入
- Step3畝たて
幅・長さを測って畝づくり
各ステップを簡単に説明しますね。
Step1. 土壌レベルの判定

まずはじめに、土地に生えている雑草を観察して、その種類から土の肥沃度を判定します。
なぜなら、土の肥沃度によっては堆肥などの資材を投入する必要が出てくるからです。
竹内さんが提案する自然農法では、最初の年以外は、基本的に不耕起栽培(畑を耕すことがない栽培)になります。
なので、大掛かりな「耕して土壌改良資材をまぜこむ」作業は、畑をスタートする1年目だけ。
以降は、不耕起、もしくは部分的なてこ入れ(局所的に堆肥を埋めるなど)だけです。
さて、そもそもですが雑草は土壌の肥沃度に応じて生えてくる種類が変わります。
僕はこれを最近知って、「おもしろいな~」と思ったばかりです(笑)
一般的な土の肥沃度別の雑草を紹介しますね。
土壌レベル | 生える草 |
---|---|
レベル3:肥沃(野菜がほぼ無肥料で育つ) 適した作物:白菜、キャベツ、ナス、大玉トマト、ピーマン、たまねぎなど | オオイヌノフグリ、ハコベ、ナズナ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ハキダメギク |
レベル2:普通(野生に富んだ野菜を選ぶ) 適した作物:ミニトマト、サニーレタス、かぼちゃ、キュウリ、にんじん、だいこんなど | シロザ、アカザ、スベリヒユ、アオビユ、ツユクサ、スズメノカタビラ、カラスノエンドウ、ノボロギク |
レベル1:やせ地(酸性が強く、堆肥・くんたんなどのテコ入れが必要) 適した作物:さつまいも、えだまめ、ジャガイモなど | スギナ、白クローバー、ハハコグサ、スイバ、イヌタデ、ギシギシ、アザミ |
レベル0:荒地(多年草の除去と堆肥・草木灰による全層テコ入れが必要) 適した作物:エゴマ、アワ、キビなどの雑穀 | ススキ、チガヤ、クズ、セイタカアワダチソウ、ヨモギ |
雑草なんかよくわからん、という人のためにざっくりと目安を言うとこんな感じ。
・背が高~い茶色の草がボーボーと生えている→レベル0~1の可能性大
・つんつんした背丈の低い草が多い→レベル1~2の可能性大
・つんつん草以外に丸っこい葉っぱを草もある→レベル2~3の可能性大
ちなみに、雑草の種類を調べるにはGoogleレンズを使うのが便利でいいですよ~!
パシャっととってその場ですぐ検索できます!
Step2. 土へのテコ入れ

土の肥沃度レベルの応じて、土へのテコ入れを行っていきます。
レベル0~1の場合
この場合、大掛かりなテコ入れが必要です。
1㎡あたりに草木灰100g、カキ殻石灰100g、もみ殻くんたん3L程度、完熟堆肥3~5L、発酵鶏糞か油かす50~100g、腐葉土5Lをまき、深さ30cmほど堀りあげ混ぜ合わせます。
この大テコ入れを行った後に、後で紹介するレベル2~3の畝たてを行えばOKです。
この大テコ入れは理想的には前年の秋に行うのがベストだそうです。
また、後に紹介する畝たては、植え付けや種まきの最低1か月前には行っておくのがよいようです。
レベル1~2の場合
このレベルでも、まだテコ入れが必要です。
この場合はもうはじめに畝を立てるようです(おそらく、米ぬかを深いところにすきこみたくないからだと思います)。
その畝の上に1㎡あたり完熟堆肥1~2L、もみ殻くんたん1Lをまいて深さ10~15cmほどに混ぜこみ、ならしたあと、米ぬか1Lを表層5㎝の深さに浅く混ぜこみます。
この作業は植え付けや種まきの最低1か月前には行っておけばOKです。
このケースではこの段階で畝ができていますのでStep3は必要ありません。
レベル2~3の場合
このレベルの場合、テコ入れは必要ありません。
いきなりStep3の畝たてをやってOKです。
Step3. 畝たて

畝たてとは、溝(通路)を掘って畝(野菜をそだてるところ)へと土を上げていく作業のことです。
まんべんなく日当たりがよくなるように、基本的には南北方向に長い畝をつくります。
竹内さん流の畝は幅1m~1.2m、溝(通路)の幅を50cmにしてつくります。
支柱とひもを使って畝幅の目印をつけて作ると、まっすぐきれいな畝を作ることができますよ。

僕の畑の全体像を紹介
畑の全体マップ
最後に、僕がつくろうとしている畑マップの全体像を紹介します。

5m × 9m = 45㎡の区画のなかに、南北畝を5つ(A~E)作ろうとしています。
そのうちA~Cの3つの畝が菌ちゃん農法、残りのDとEの2つが自然農法となります。
今回の記事で紹介したのは、この自然農法の畝D、Eの左1/3(【堆+米ぬ+もみ】畝)を作った際の手順です!
自然農法の畝ではバクチャーを試験的に導入
ちなみに僕は仕込み条件を変えた3種類の畝を作りました。
- バクチャーのみ
- バクチャー&完熟堆肥+米ぬか+もみ殻
- 完熟堆肥+米ぬか+もみ殻
「完熟堆肥+米ぬか+もみ殻」の仕込みは上のStep2でも紹介した、竹内さんの提案されているものです。
一方、バクチャーは市民農園で仲良くなったおっちゃんから教えてもらった資材です。
バクチャーとは何か。
以下、バクチャーを販売しているRBCコンサルタント株式会社さんのホームページからの引用です。
西日本、中国山地の土から採取される多孔質火山礫と天然ミネラルを、焼き締め、叩き、人の手によって細かく砕いたものです。 バクチャーは、投入した環境中の微生物生態系のバランスを維持したまま、微生物の分解作用を急速活性させる働きがあります。国内では南は沖縄、北は北海道まで各地の水域を浄化してきました。
引用元:RBCコンサルタント株式会社ホームページ
私たちが暮らす地球上には、目には見えない多種多様な微生物がいたるところに存在し、清浄な環境を保つ働きをしています。 バクチャーには、環境中の微生物と接触することで、微生物の分解作用を急速活性させる働きがあります。 バクチャー自体は微生物を含むものではなく、環境中の微生物活性化の触媒、起爆材のようなものです。 バクチャーの活用により、水質汚染や土壌汚染など、さまざまな環境問題の解決が可能となります。
引用元:RBCコンサルタント株式会社ホームページ「バクチャーの概要」
バクチャーは土壌中の微生物の活動を活発にさせてあげる、起爆剤としての効果が期待されるようですね!
実際つかっていたそのおっちゃんの畑の畝は、肥沃な土に生える雑草(ハコベやホトケノザなど)に覆われており、周囲の他の人の区画とは明らかに違う様相でした。
聞けば、「バクチャーをまいた畑で育てた大根など、ほとんど虫食いがないのに驚いた」と言っていました。
そこで僕の畑でもこのバクチャーの効果を検証するべく、
竹内さん流/バクチャーのみ/竹内さん流&バクチャー
の3つの仕込み方で変化が出るか実験してみようと思ったわけです。
まとめ
今回の記事では、竹内さんの著書「これならできる!自然菜園」のやり方に従った自然農法の畝づくりの手順を紹介しました。
自然農法初心者の僕ですが、4m × 1.2m の畝2本をつくるのに、スコップ1本で大体1.5時間ほどの作業時間で簡単にできました!
ぜひ皆さんもトライしてみてください!
ではまた!
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