博士課程になったら名刺を作ろう!おススメ理由と作成方法を紹介

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博士課程

こんにちは、小心者ハカセのただなおです。

博士課程の学生って名刺を作ったほうがいいの?

メリットがあったら知りたいです!

今回はこんな声にお応えします!

結論、博士課程になったら、あるいは博士課程に進むことを決めた時点で名刺を作ったほうが良いと思います。

この記事では

  • 博士課程の学生に名刺を作ることをおススメする理由
  • 名刺の作り方

について解説しますね。

名刺を作ることをおススメする理由

名刺を作ることをおススメする理由は一つで、学会での人脈形成に役立つからです。

逆に言えば、多くの博士課程の学生が名刺を学会以外でつかうことはほとんどないと思います。

私もほとんど学会でしか使っていませんでした

ここでは、なぜ学会での人脈作りに名刺が役立つのか、そもそも学会での人脈形成がなぜ重要なのかについて説明します。

>>【学会の人脈は最強】博士の就活を成功に導く人脈を学会でつくる7つの方法

名刺交換することで連絡を取りやすくなる

学会で名刺交換をするタイミングは、講演後やセッション後、交流会、飲み会など様々あります。

どの場面であれ名刺交換があったほうが気持ちの上で”自ら”声をかけやすくなります

人脈を拡げようとする場合、多くの場合は自分から声をかけていく姿勢が大事です。

初対面の人に自分から声をかけに行くのはなかなか勇気のいります。

でも名刺があると、名刺交換をきっかけにできるので気持ちが楽になるんですよね。

相手からくるのを待っているだけではなかなか人脈を拡げることは難しいです…

学会でできた人脈は就活に役立つ

そもそもなぜ学会で人脈を拡げるのが良いのか。

簡単に言えば、その後のキャリア形成に生きる可能性が高いからです。

一番近い話でいえば、博士修了後の進路、つまり就活に役立ちます。

なぜなら、学会では自分の専門性を活かせる企業や、研究者と効率よく出会うことができるからです。

学会で出会った人脈をたどることで、志望企業の研究者から直接お話をうかがうことも可能になり、有益で濃い情報をゲットできるのです。

>>博士の就活はいつから?何からする?スケジュールや注意点を徹底解説

博士学生時代の学会で名刺交換した企業研究者、今の直属の上司です(笑)

人脈は就職してからも重要

とくに大学院時代と近い分野に就職する場合は、学生時代にできた人脈が働き始めてからも役立つことがあります。

例えば、社外の共同研究相手や、取引先相手先としてお付き合いすることがありえます。

そうした場合、全くつてがない場合よりも関係性を構築しやすくなります

院時代の学会でよく質疑を交わした先生が、いま、同じ研究プロジェクトのチームメンバーです

また長期的にみた場合、転職活動の際にも人脈は役立ちます

もちろん社会人になってから増える人脈も多いですが、学生の早い時期から形成しておくことに損はありません。

院時代の学会で名刺交換をした企業の研究者が、最近とある大学で研究室を立ち上げたらしく「ラボに来ませんか」とお声がけ頂きました…

学会で名刺を渡すタイミング

私が博士課程になって名刺を渡したのは

  • 学会で交流した研究者、学生
  • 研究装置、備品企業の営業の方

で、ほとんどが学会でした。

ここでは、学会にて名刺を渡すタイミングを解説します。

聴講した後で声をかけにいくタイミングで

気になる発表をしている研究者や学生さんがいたら、発表後やそのセッション後に声をかけて名刺を渡します。

声をかける際は、自分の所属と名前を伝えながら名刺を渡し、発表内容についての質問や所感を伝えましょう。

もしお相手も名刺をくれるようなら喜んで受け取りましょう。

発表後に声をかけてもらったタイミングで

自分が発表した後で声をかけてもらったら、その際も話の流れで名刺を渡しましょう。

お相手が名刺を出す所作をしたらそれと合わせてこちらも渡す。

あるいは、もし向こうからなくても、話の折を見て名刺をコチラから渡せばOK。

お相手が社会人の場合、つられて名刺をくれることがほとんどです。

発表後は名刺をすぐに取り出せる準備をしておきましょう!

交流会、飲み会の場で

学会の公式の交流会や飲み会の場でも名刺交換する機会が多々あるかと思います。

たまたま近くの席に座った人や、前々から話したいと思っていた方には自ら声をかけていき、名刺を渡すのもあり。

学会では研究という共通のネタがあるので、会話のきっかけに困ることはほとんどありません

全くの初対面なら「どんな研究されているのですか」と聞けばOK。

既に研究内容を知っている方なら「○○の研究されていますよね、詳しく教えてください…」と声を変えれば話が弾みます!

名刺があると、普通に話しかけるよりも気持ちの上でハードルが下がるんですよね

名刺を作る方法

名刺を作る方法は、大学生協などで名刺を発注する or 自分で作るかの二択かと思います。

後者の自作については、ワードなどでレイアウトを作ったのち、名刺用の印刷紙にて印刷して作成します。

かかる費用は印刷紙購入費だけなので名刺100枚を1000円もかからず作成できます。

一方、前者の大学生協での発注は3000~6000円ほどかかりますが、公式の校章がはいった名刺を簡単に作れます。

各大学でテンプレートが用意されているので、所属や名前等を書いて発注するだけでOKです。

私もD1になったと同時に生協で発注しました

以下、参考までに、旧帝大の生協の名刺作成ページ、価格、レイアウトのサンプルをはってきおきます。

ちなみに価格は一例で、片面/両面やカラー/モノクロなどで価格は異なりますので、各大学の生協ページで確認ください。

大学価格一例名刺申し込みレイアウト
東京大学100枚両面4180円生協ページへサンプル確認
京都大学100枚両面3060円生協ページへサンプル確認
大阪大学100枚両面3850円生協ページへサンプル確認
九州大学100枚両面6220円生協ページへ
名古屋大学100枚両面3850円生協ページへサンプル確認
東北大学100枚両面4000円生協ページへコチラの料金シミュレーションより確認できます
北海道大学100枚両面3300円生協ページへサンプル確認

博士就活はD1から見据えよ|なるはやでやっておくべき2つのこと

博士修了後に民間就活する予定の博士学生は、とにかく早く動き出すことが重要。

学会でどれだけ名刺交換して人脈を作っても、就活で失敗しては元も子もありません。

私はD2春から動き出しましたが、実際D1からでもできたことがいくつかあります。

むしろ、余裕のあるD1の時にこそやっておけばよかったと思うことが2つ。

D1にやっておくと就活が有利になること2つ!
  • 博士特有の就活スケジュールの全体像を把握すること
  • スカウトサイトのプロフィールを充実させること

この2点は、早ければ早いほうが後々何倍ものメリットでかえってきます。

博士の就活って博論のこともあって、いつ、何をしておくのか見えないところが多い。

早い段階で就活の全体像を見据えることで、安心して研究に専念できた部分もあります。

私は主にアカリクイベントの博士限定の就活ガイダンスやキャリアイベントを活用していました。

アカリクのイベントはバリエーション豊富で学びが多かったです。D1からの参加を強く推します。

>>【アカリク徹底解剖】修士と博士でアカリクを使った実体験と口コミを紹介

スカウト型就活サイトは、早く登録するほど優良企業からの「気になる!」や「スカウトオファー」が増えます

プロフィールを目にする企業が多くなるので、当然っちゃ当然。

インターンへの招待オファーもあり、その後の就活を優位に進められます。

以下の記事にて、私の経験を踏まえて博士学生におススメできる就活サイトをまとめてますので参考ください。

>>博士学生におススメの就活サイト8選

まとめ

最後に今回の記事をまとめます。

まとめ
  • 博士課程では、就活や就職後も重要となる人脈作りのために名刺を作ることをおススメする
  • とくに学会の場で名刺交換する機会が多く、人脈形成につながりやすい
  • 名刺を作る方法は自作 or 生協発注。後者がラクでおススメ!

以上となります。

この記事が学生さんの役に少しでも立てれば幸いです。

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