こんにちは。
僕は大手メーカーで長期休職していましたが、今月から職場に復帰することを決めました。
復職に当たり、テーマを決めていました。
頑張らないで、好きなことをして、気楽に生きる
で、3日前、2週間の復職事前プログラム「職場訪問」が終わり、一昨日、産業医の先生の所へ行きました。
2週間前から、職場訪問が終わった後、最大でさらに約1か月の短時間勤務(午前中のみの勤務)も選択できますけどどうしますか?
と聞かれていました。
僕は1,2日くらい「うーん、どうしようか」と考えていました。
何を考えていたかといえば…
2週間の職場訪問は午前中の2時間だけ、仕事せずに職場に滞在するというもの。
2週間仕事をまったくしないのに、また、さらにそこから1か月も午前中だけの勤務をするのか...
休職明けすぐといえど、ちょっとそれは、罪悪感。
それから、周りになんか悪く思われそうやな...って気になって、どうしようかと悩んでいました。
でも、1,2日考えて、あっ、と気づきました。
また、これまでと同じように「デキる奴で、いい奴で、”ちゃんと”している奴」になろうとしている、
また、仮面をつけて生きようとしている、と気づきました。
そして心屋仁之助さんの言葉、そして復職テーマのことを思い出しました。
これまでの自分が”タブー”だと思っていたことをやってみよう。
頑張らないで、気楽に生きよう。
そうだった、そうだった。
またメンタルダウンしたときと同じことを繰り返すところだった。
・・・と気づけたので、
よし。
と、最大1か月の短時間勤務をとることにしました。
で、昨日から、短時間勤務での復職となりました。
そして昨日は、久々に触った職場のマイPCをwindow11に更新するところから。
…が、ぜんぜん更新できない。
職場のサーバーフォルダにアクセスできない、とか、アップデート以前のレベルで詰まったりしたから。
めちゃくちゃ時間がかかる。
で、アップデートのインストーラーのダウンロードにもやたら時間がかかる。
そんなかんじなので、昨日の午前中だけではアップデートは終わりませんでした。
ほんで、今日また職場に行ってPCを開くと、まだ終わっていない。
なんで?
PCがセーブモードになっていたのか?
ということで、また続きから。
ひたすら”待ち”でした。
待っている間は、特にやることがありませんでした。
なんだか、めっちゃそわそわしました。
なんか仕事らしきことをしとかないといけないんじゃないか、
って思ってました。
で、また気づきました。
「あ、これまでのオレがでてるわ」と。
そう。
これまでの僕なら、職場で数分でも暇時間ができたら、
なにかしなきゃと、仕事をどっかしらから引っ張ってきていました。
しなくてもいいのに論文読んだり、効率化のためにとAIの研修動画みたり。
「ボー…」とすることはダメだろう、となんとなく思って働いていました。
が、今日は、そんな”病的”ともいえる「職場では暇してはいけない」発作が出たことに気づきました。
で、ここでも
よし、これまでのタブー=暇時間をおもいっきり”暇”しておく
ことを選択してみました。
PCを前に、ただただデスクの椅子に座り、
マイボトルのコーヒーを「ズズズ…」っと飲み、
ぼーっとしたり、
たまに今日の日記をノートに書いたり、
たまに、「本の書き方」なんてググってみたり。
ただひたすら、暇をちゃんと暇にすごしていました。
そしたら僕の座る横で、同じ研究チームの50代の先輩たちが、
「サンプルが届いたよ~」なんて話をしはじめました。
僕も、「お、そうなんですね~」
なんて言って、ふつーにたわいもない会話をしました。
別にこれまでと何ら変わりない、フツーの会話。
べつに、僕がぼーっとしていようが、していまいが、
先輩たちは、なんっっとも思ってないし、そもそも何も気づいていないんだな、
って思ったんですよね。
まぁでも、これはまだ僕が、休職明けすぐだ、ってこともあるだろうし、
まだノルマなども特に課されているわけじゃないからこそ、
僕もまだそこまで”暇を暇すること”にためらいもないし、罪悪感も少ないんだろうなと思う。
これが、1,2か月後、仕事らしい仕事が増えてきたときに、果たして自分はまた
ちゃんと”暇を暇すること”を勇気出して、できるんかな?
と思った次第です。
結局これは、自分の”思い込み”とか自分を縛る”マイルール”との闘いなんですね。
どこまでいっても、結局、現実を作っているのは自分なんですね。
ポンコツになる勇気。
ポンコツと思われても、バカにされても、「それでも自分は素晴らしい」と思える勇気。
引き続き「職場で頑張らない、ポンコツになる、気楽に生きる」実験を継続していきます。
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