菌ちゃん農法ってなに?
初心者でも無肥料・無農薬で野菜を育てる方法はないんだろうか…
今回は、このような声にお応えします!
「野菜づくりは難しい」
「肥料や農薬が必要で大変そう」
最近、家庭菜園に抱きがちなこんなイメージをくつがえし、
初心者でも、カンタンに、安く(長い目で見れば)、美味しい野菜が作れるという、
ウルトラCの農法がSNSなどで草の根的に広がっているんです。
そう。 それが「菌ちゃん農法」です!
菌ちゃん農法は、農薬や肥料に頼らず、土の中の微生物たちが野菜をつくり出す、そんな農法です。
この記事では、👇のような疑問を持っている人に向けて…
- そもそも菌ちゃん農法ってなに?
- 何がそんなにいいの?
- 無肥料で野菜がつくれるのはなんで?
菌ちゃん農法の基本的な考え方から、実際の効果や僕の思うメリット・デメリットまで、
家庭菜園の初心者さんに向けて、わかりやすく解説したいと思います^^
この記事を書く僕は、家庭菜園を2年前から本格的にはじめ、今年から愛知県のとかいなかで菌ちゃん農法を畑やプランターで実験している30代パパです!
菌ちゃん農法とは? 誰でもできる自然派栽培

菌ちゃん農法は、吉田俊道さん(通称:菌ちゃん先生)が提唱された、自然のしくみに寄り添った野菜づくりの方法です。
一般的な栽培でつかわれがちな農薬や化学肥料を使わず、
土の中の菌ちゃん(微生物)たちの力を借りながら、
野菜が本来もつ「病気や害虫への抵抗力」「栄養を吸収する力」
これらを引き出すような環境を積極的につくっていくような農法なんです。
近年では「初心者でも甘くて元気な野菜ができた!」という口コミから、
家庭菜園や小さな畑で実践する人が増加。
SNSや地域で草の根的に広がっています!
もれなく僕もその一人です(笑)
菌ちゃん農法で育った野菜の特徴と美味しさ

詳しいメカニズムはさておき、まずは菌ちゃん農法でできる野菜についてお話ししましょう!
菌ちゃん農法で育った野菜は、
- 味が濃く、甘みや旨味が強い
- 抗酸化成分が高くて健康によい
- 高い抗酸化作用で野菜自体の病気や害虫被害が少ない
などの特徴があると言われています!
農薬や肥料(化学肥料や有機肥料)を使わなくても、
微生物の力で丈夫に育つから、自然本来の美味しさが引き出されます!
僕も最近ナスやピーマンを初収穫しましたがおいしかったですよ~(味の違いはよく分からんですが笑)
菌ちゃん農法のメリット・デメリットを紹介
ここでは、一般的に言われていたり、僕自身が感じるメリット・デメリットについてご紹介します!
メリット

- 土の力が自然に高まり、野菜の味・栄養価が良くなる!
- 肥料・農薬コストが減り、環境にもお財布にもやさしい!
- 持続可能で、人も微生物も土も健康的!
- 基本的に追肥、病害虫対策などの手間が減るので家庭菜園がラクに!
- とくに畑の場合、水やり頻度が減ってラク!
僕はコストメリットに強い魅力を感じています^^
デメリット

- 畑の畝づくり、プランターの土づくりに通常よりも手間がかかる
- 苗の植え付けには畝づくりやプランターの土づくりをしてから2、3ヶ月待つ必要がある
- とくに畑でははじめから無肥料で虫食いなしの野菜が上手にできるとは限らない
短期的な即効性はないですが、長い目で見ると環境的にも経済的にも持続的で、豊かな畑が育っていきます!
実際に僕も菌ちゃん先生に会ってお話を聞き、色んな視点から魅力があることを理解しました!
>>菌ちゃん農法の意義【農ビギナーが菌ちゃん先生から学んだこと】
菌ちゃん農法の仕組み:土の中の菌が野菜を育てる

菌ちゃん農法の特異稀なる特徴の一つは、畝に落ち葉などの有機物を投入する点です!
これがいわゆる慣行栽培といわれる普通の野菜づくりとは大きく異なります。
通常の農法では、こうした有機物(落ち葉や刈り草など)はまず畑に持ち込みません(笑)
菌ちゃん農法の土の中では微生物たちがこうした有機物を分解し、
植物にとって必要な栄養に変える、という自然の仕組みを利用しています。
とくに重要なのが「糸状菌(しじょうきん)」というカビの仲間。

糸状菌は土の中でまさに植物の根のように菌糸を張りめぐらせ、
有機物を分解し、土をふかふかにしていきます。
こうして菌ちゃん農法を続けた土の中では、
微生物が分解 → 植物が野菜を生産 →人が食べる →人が有機物を追加 → 微生物が分解 → ・・・
という栄養循環が回りつづけます。
とはいえ、新しい農法ゆえにメカニズムの詳細はまだ明らかになっていない点が多いんです。最近になってようやく大学との研究が進みだしたようですよ^^
菌ちゃん農法で土がふかふかになる理由

菌ちゃん農法を続けると、微生物たちが土の粒を「団粒構造」というふかふかの状態に変えていきます。
糸状菌の菌糸は、土の粒をつなぎ合わせ、通気性・水はけ・水もちをバランスよく保つ働きも。
これにより、植物の根が伸びやすく、酸素や水、栄養が行き渡る、理想的な土壌になるんだそうです!
菌ちゃん農法が広がる理由:自然と暮らしのつながり

菌ちゃん農法は、単なる野菜づくりのテクニックではなく、
- 土・植物・微生物・人間がつながる「命の循環」
- 自然と共生する持続可能な心地よさ
を大切にする農法です。
この考え方が共感を呼び、家庭菜園や学校、地域活動などに草の根的に広がっているんだとおもいます。
すいません、僕はコストメリットに惹かれてはじめた奴です(2回目、笑)
まとめ|菌ちゃん農法で無理なく楽しい野菜づくりを
菌ちゃん農法は、自然の力を借りて野菜も人も元気になる農法だと思っています。
”低コストや!”からはじめた僕も、今では自然に触れる心地よさをしみじみ実感しています
農薬や肥料に頼らなくても、微生物たちが育ててくれる環境を整えれば、野菜は本来の味で育ちます。
あなたも今日から、自然とつながる野菜づくり、菌ちゃん農法を始めてみませんか?
ということで、僕のブログでは、
ベランダでも菌ちゃん農法ができるプランターでのやり方や
もちろん畑っしょ!という方に向けた、菌ちゃん畝づくりの方法を
実際に僕がやった手順をお見せしながら分かりやすく紹介しています!
興味がわいた方はぜひ見てみてくださ~い^^
ではでは。最後まで読んでいただいてありがとうございました^^
家庭菜園楽しんでいきましょー
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