大学生から卒業研究としてインタビューを受けました!

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インタビュー

先日、卒業研究をする女子大学生(4年生)から、働き方や生き方についてインタビューをしていただきました。

メインストリームではない働き方をしている(しようとしている) 人へのインタビューを通じて、

「働くこと」について新しい定義を模索・提案する、というテーマだそうで。

半農半Xやダウンシフターズの本を読んだうえで、半農的な暮らしをしている僕のブログを見つけてくれたようです。

実際にご連絡を受けた時は、こんなこと初めてだったもので、僕自身驚きと、嬉しさ半々でした。

一応、まがりなりにも研究者であり、同じ”卒業研究”を経験したものとして

「こりゃ協力しないわけにはいかないやろ」

と、謎の使命感に駆られ、インタビューにご協力させていただきました。

インタビュー内容

この話を事前に聞いた時、「働き方の再定義」なんて、おもしろそうやな~、とそもそもテーマに興味津々でした(笑)

僕はまだ会社員として働いているものの、そこからはみ出そうともがいている人間であることをこのブログをよんで察していただいたみたいで、

それで僕に興味を持っていただいたみたいです(笑)

当日は下のような質問をしていただき、僕もできる限りお答えさせていただきました。

  • 働くことの意味ってなんだと思うか
  • 働く前と後で仕事に対して価値観はどう変化したか
  • 理想の働き方は
  • 半農的な暮らしにシフトしようとしたきっかけは
  • 家庭菜園をするメリットってなにか
  • 家庭菜園をしようとする人になにかアドバイスをするとしたら
  • 働く上での自由と安定のバランスをどう考えるか
    などなど

仕事や農的な暮らし、家庭菜園、生き方、価値観など、

仕事や働き方にとどまらない幅広い角度での質問をいただき、僕自身もいろいろ考えさせられました!

印象に残ったインタビュー

「働くことの意味って何だと思いますか」

たしか、しょっぱなにこの質問を受け、ギョッとしました(笑)

う~ん、と答えに詰まりました。

そんな”プロジェクトX” で聞かれそうなこと、考えたことなかったから。

正直、今の僕は適応障害による長期休職からようやく復職し、

それで早々に「やっぱこの職場は違うかもな~」なんて再びモヤつきはじめている身ですから。

でも、う~んと考えながらも、以前からなんとなくこんな風にできたらいいな〜と思っていたことを、しどろもどろしゃべり始めました。

が、結局

「自分がワクワクして夢中になっているだけで、それが誰かから感謝されてお金をいただけるような仕事がいいですねぇ」

という、仕事の意味を問われた質問に対して、僕の理想をこたえるという、なんともちぐはぐなやり取りに。

しかもだらだらしゃべったわりに大したこと言ってねぇな、と、これ書きながら恥ずかしくなっています。

「会社ではたらき始めてからの価値観の変化はありましたか」

これは明確にありましたのでお伝えしました。

就活時、僕は大学院で学んだ専門性を活かせる大企業の研究職、という軸で会社選びをしていました。

即戦力としてガンガン活躍して、成果上げて、すごい研究者になることをなんとなく夢見ていたんですね。

で、運よくその希望がドンピシャでかなうような企業の研究所に入社できました。

でも、僕は病んでしまいました。

病んで、休職して、そして僕の価値観は大きく変わりました。

評価されるとか、期待に応えるとか、成果とか、いまは違うな、って思っています。

今の僕は、それよりも、好奇心がくすぐられて、思わず

「おもしろ!すげぇ!なんで?」

とか言えてしまうくらいにワクワクするようなことに携わること、

そして、そんな風にまるでことものように無邪気にふるまう自分が

「ちゃんと受け入れられている」

と実感できるような平和な環境で、愛のある人間関係に囲まれることがより大切だ、と思うようになりました。

大学院の研究ではワクワクと夢中になれた一方で、

会社ではビクビク上司の顔を伺うような日々で病んでしまった、という両極端を経験したことで、

人に認められることよりも、自分が自然体でいられるか否か、がとても大切なことであると気づきました。

そのうえで、無邪気に夢中にやっていることが誰かの幸せや喜びになったら、こんなうれしいことはない、的なことをお答えしました。

「働く上での自由と安心のバランスについてどう思いますか」

これもとても印象に残っている質問。

なぜなら、まさに僕自身が今、会社をやめて”自由”に踏み出したいけど、その怖さに震えているからです(笑)

質問を受けて開口一番に「自由ってこわいですよねぇ」なんて間の抜けたことを言った気がします。

何を話そうが考えた結果、過去記事に書いた「人生の安心」について少しだけお話させてもらいました。

今の時代、人生の安心は、ほぼほぼお金無しでは考えられない。

お金があれば安心、まさに「安心=お金」って図式が当たり前にかんじられる世の中ですよね。

でも、僕は、じつは安心はお金以外でも手に入るんじゃないかとおもうようになってきました。

つまり、働いてお金を稼ぐ、以外にも、

自給スキルを身に着けたり、

人とのつながりを築いたり、

自分自身の人間性を高めたりできれば、

自由と安心は両立し得るんじゃないかなぁ、

なんて、まだ会社にずぶずぶですが、ぼくなりの理想的な仮説をお話させてもらいました。

インタビュー後

彼女に、なんでこのテーマで研究をしようと思ったの?と聞いたら、就活を経験したことが大きなきっかけだったと話してくれました。

就活で落とされないように、印象よくふるまいつづける自分に違和感を感じたり、

自分が何をしたいのかを聞かれたりする中で、色んな仕事とか働き方をしりたい、という気持ちが出てきたようで。

色んな本を読む中で、半農半Xとか、ダウンシフターズのような、社会のメインストリームとは異なるライフスタイルがあることも知ったんだとか。

ちょうどそのころが、研究室で研究テーマを設定しなくちゃいけない時期だったそうで、

会社員以外の働き方をしている人、しようとしている人、一度会社員以外を経験して、また戻った人、など、色んな人の仕事や生き方を聞いてみたいな~、

あ、じゃあこれをテーマにしよう!と思ったそうです。

なんと素晴らしい!!

自分の興味、というか人生の疑問を、そのまま研究テーマにしようという発想が素晴らしすぎる!

卒論ができたらぜひ読んでみたいです!

って、思わず口から漏れてしまいました(笑)

余談

彼女になんでこんな僕に連絡をくれたの?

こんなマイナーなブログ、どうやってたどりついたの?

と気になって気になって仕方なかったので最後に聞いてみました。

すると「『評価や期待を求めてしんどくなった。。。』的な記事を読んで、それでめっちゃ共感しまして…」

と教えてくれました。

マジで!?!?

うわぁ、ホントにありがとう!!!

こんなブログをちゃんと読んでくれている人がホントにいるんだぁ。

そして共感までしてもらえている人が、この世にいたんだぁ…。

と、うれしさと感動で、何度も「うわぁ、ありがとう、うわぁ…」とかつぶやいていたともいます。

めちゃくちゃ丁寧でイイ子で、インタビュー後も15分くらいおしゃべりしてたように思います。

いやぁ、ぜひとも卒業研究頑張ってほしいです。

応援しています!

今回は、こんな貴重な体験をさせていただいてありがとうございました!

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