こんにちは。
僕は2024年から家庭菜園をはじめ、2025年からゆるーく、でもそれなりにまじめに、愛知県のとかいなかで野菜の自給自足生活を実験している30代パパです。
去年うまれて初めて味噌を自分で仕込み、それから4回味噌を手作りをしまして、かなりうまかったことに感動しました。
去年は市販の大豆と麹で作ったのですが、いずれは材料から手作りしてみたい!と思いまして、今年は大豆の栽培にチャレンジしようと思い立ちました。
以前の記事で、味噌づくりするためにはどれくらいの大豆が必要なのかざっくり計算しました。
>>味噌1年分を自給するためには大豆を何株育てればいいのか計算してみた
そして今回、ついに豆まきをしてきました。
その様子を紹介したいと思います。
この記事はこんな方に参考になると思いますよ~
- 自分で育てた大豆で味噌づくりしてみたい人
- 大豆の育て方が分からない人
まぁとはいえ、僕自身もはじめての試みなので、うまく大豆が成るかは…わかりません(笑)
たのしんでいきましょう!
大豆の品種
今回用意した種はこちらです。

タキイ種苗の「鶴の子大豆」。中晩性の大豆で、夏の青いうちは枝豆としても楽しめるし、秋まで熟すのを待てば大豆になるみたいです。
アマゾンで3袋買いました!
日本豆類協会によれば、大豆には黄大豆、青大豆、黒豆の主に3種類があるようで、見た目や用途がちがうようです。
黄大豆 | 青大豆 | 黒豆 | |
---|---|---|---|
種皮の色 | 黄白色~黄色 | 淡黄緑色~濃緑色 | 黒 |
用途 | 食品一般 | きなこ、煮豆 | 煮豆 |
味噌は一般的には黄大豆でつくられます。なので今回僕も黄大豆である「鶴の子大豆」を購入しました
とはいえ黒豆などで味噌もできます。僕も去年、黒豆で味噌を仕込めました!
畝の準備
種まきからさかのぼること約2か月前から、すこしずつ畝の準備をしていました。
今回は大豆用の畝は、60cm幅×4mのものを3つ使います。
で、僕はちょっと実験的にそれぞれの畝の仕込みを変えてみました。
- 畝①堆肥+苦土石灰
- 畝②堆肥+苦土石灰+元肥料
- 畝③”ガッテン農法流”発酵腐葉土
畝①と畝②の違いは、肥料の有無です。
大豆は自分の根に窒素固定菌とよばれる微生物を住まわせて、空気中の窒素(栄養分)を取り込むことができるので、
その力を畝①と畝②の比較で見てみたい!という思惑です(笑)
畝①と②は畝たて後、乾燥、防草のため黒マルチをかぶせておきました。
畝③については、自然栽培的に無肥料で、微生物の力を活性化させたやり方でやったら、大豆は育つのかな…という好奇心からです(笑)
発酵腐葉土をつかった”ガッテン農法”の畝づくりは、以下の記事で紹介しています。
ガッテン農法の畝③は黒マルチではなく、草マルチをしておきました。
種まき
この3つの畝に種まきしたいとおもいます。
まずは畝②(堆肥+苦土石灰、肥料ナシ)から。

僕がいつも大豆(枝豆)の種をまくときに気を付けているポイントは2つです。
- 種は1か所3粒で2cmほどの深さにまく
- 覆土後はしっかり鎮圧
それぞれ実際の作業をみながら説明します!
種は1か所3粒で2cmほどの深さにまく
種は深めにまきましょう。なぜなら大豆は嫌光性種子といって、光が当たらないほうが発芽しやすい種だからです。
それから大豆は1つのさやに3粒ほど入っていて、自然界では、3粒が仲良くぼとっと土に落っこちて発芽します。
それを再現するべく、1か所に2,3粒ほどまきます。
下に、実際の様子を写真で紹介します。
↓まずは、1か所3粒。

↓人差し指の第一関節がしっかりうまるくらいの深さにギュッとおしこむ。

↓こんなかんじ。

↓全3粒とも深く押し込みました。

覆土後はしっかり鎮圧
つづいて土をかぶせます。

このあと、しっかりかぶせた土を手のひらでギューッと押し固めることで、乾燥しづらくなります。
↓手のひらでギューギューっと表面の土を押し固めています。

↓おわりです!

↓トンネルセット後の写真で申し訳ないですが、1畝に30cm間隔のちどり状に2条まいていきました。

つづいて、ガッテン農法の畝③のたねまき。
こちらはまず畝に生えていた草刈り&根っこ除きからスタート。
1,2か月前の畝たて後、放置だったので雑草さんが↓の感じで生えていました。

まずはこの雑草を地際でかまで刈っていきます。

↓ひとまず草刈りOK。

つぎに、かまを畝中10cmほどの深さにザクザク刺し入れながら、畝の中にある草の根っこを取り除いていきます↓

あまりにも大豆のすぐそばに根っこが残っていると、そこからまたにょきにょきと草が生えてきて、大豆の生育を妨げてしまう恐れがあるからです。
↓根っこ除きも完了。

あとは、先ほどと同じ要領で種まきしました。
↓3粒。

↓人差し指第1関節ふかく。


↓覆土後しっかり鎮圧。

こんな感じで、こちらも30cm間隔のちどり状に2条まきしました!
最後に、乾燥を防ぐために刈った草をパラパラとまいておきました(写真撮り忘れました)
で、最後の3つ目の畝~とおもったら、種がなくなってしまいました(笑)
ネットで購入しましたので、届き次第3つ目もやっていきたいと思います(笑)
最後はトンネルネット
最後は鳥や虫の被害を抑えるためトンネルネットをやっておきました。
去年枝豆を栽培したら、カメムシが異常にやってきたのと、カラスに豆を食い荒らされてしまった反省です(笑)

支柱はφ8×長さ1.8m(高さはおそらく72cm)のモノ、ネットは1.8m幅×5m長さのモノをロイヤルホームセンターで買いました。
ネットでも買えますが、少々高かったです。
今回は以上です!
ありがとうございました。少しでも参考になればうれしいです。
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