初心者向け!菌ちゃん農法<プランター&袋>苗の植え方をわかりやすく解説

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菌ちゃん農法

プランターで菌ちゃん農法を始めたんだけど、野菜の苗の植え方がよくわからない…

初心者にもわかりやすく教えてもらいたい…

今回はこんな声にお応えします

こんにちは。

僕は2024年から家庭菜園をはじめ、2025年からは愛知県のとかいなか(都会と田舎のはざま)で菌ちゃん農法と自然農での自給自足チャレンジをしている30代パパです。

いや~菌ちゃん農法。無肥料・無農薬・低コストで、んでもって美味しい野菜がつくれる。魅力的ですよね~。

僕は現在、市民農園の他、自宅マンションのベランダにてプランターや培養土袋を使って菌ちゃん農法をやっているところであります!

昨年の11月からこつこつと菌ちゃんプランターを仕込み、つい先日、夏野菜の苗を菌ちゃんプランターと菌ちゃん袋に植えつけました!

今回は、菌ちゃんプランターや菌ちゃん袋への野菜の植え方について、実際に僕がおこなった様子を交えながら解説したいと思います!

この記事では…
  • 家庭菜園2年目のほぼ初心者である僕目線で
  • 写真と図つきで
  • とにかくわかりやすく

説明したいと思います!

では、楽しんでまいりましょう!

【プランター&袋による菌ちゃん農法】苗植えつけの全体の流れ

はじめに菌ちゃんプランターへの野菜苗の植えつけについて、その全体像を紹介したいと思います。

流れをイメージしてみてください!

~菌ちゃんプランター&袋への苗植えつけの流れ~
  • Step1
    プランターを見て菌ちゃんチェック

    (仕込みから2,3ヶ月経っていたら省略してもOKです)

  • Step2
    マルチに苗サイズの穴をあける

    (袋の場合は袋の口をあけるだけでOKです)

  • Step3
    エサをよけながら土を掘って苗の植え穴をつくる

  • Step4
    植え穴にグーパンチして土をほどよく固める

  • Step5
    植え穴にじょうろで水をそそぐ

  • Step6
    植え穴に苗をおく

  • Step7
    苗と植え穴の隙間を土でうめる

  • Step8
    苗が土となじむよう、じょうろで勢いよく水を注ぐ

どうでしょうか?なんとなくイメージできましたか?

菌ちゃんプランター&袋では、土の表層に微生物のエサとなる落ち葉や枯れ草があるので、それをよけながらの植え付けとなるのが最大の特徴です。

プランターと袋の場合の違いは、Step2のマルチ穴開けがあるかないかだけで、ほとんど大きな違いはありません。

あまりわからんなぁ…

っていう方、安心ください。ここから詳しく解説していきます!

ちなみに、この記事では、すでにプランターや袋への土やエサの仕込みが終わっている状態を前提としてお話を進めていきます。

もし、プランターや袋での土づくりがまだの人は以下の記事を読んでみてくださいね!

>>【図解つき】プランターによる菌ちゃん農法の土づくりのやりかた

土づくり自体は1日でできますよ

【プランター&袋による菌ちゃん農法】苗の植え方のくわしい解説

全体の流れをざっくりと把握してもらったところで、つづいてステップごとの詳しい解説をしていきます!

Step1.プランターを見て菌ちゃんチェック

やじるしのところに菌ちゃんがいます

プランターや袋にエサなどの仕込みをして2,3ケ月以上たっていたら、おおむね糸状菌は増えているそうです。

ですが、微生物の活動がにぶる極寒期(1~3月)に仕込みをした場合、糸状菌が増えていない場合もありえます。

念のため、自分の目で糸状菌が発生しているかチェックしてみましょう!

プランターのマルチをはがし、土の表面や、少し掘ったとことにあるエサ部分に白い糸状のモノが見えたらそれはおそらく菌ちゃんです!

ふつう糸状菌は目に見えないレベルで小さいのですが、目に見えるような菌ちゃんは小さな菌ちゃんたちがより集まっているもの。

なので目視できる菌ちゃんがいれば、土の中にも菌ちゃんが増えていると思っていいようです。

僕はもうただ単に「ほんとに糸状菌いるんかな~♪」とワクワクして、見ずにはいられないだけでしたが(笑)

Step2.マルチに苗サイズの穴をあける

このプランターではマルチのかわりに空の培養土袋を切って代用しています。

プランターを覆っているマルチに、苗を植えるための穴をあけます。手でやぶるかハサミで切りましょう!

苗が通ればいいので、直径10~15cmほどでOKです!

上のプランター写真では苗ではなく春菊の種まきをしたかったので、マルチに複数の穴をあけています。

袋栽培する場合はとくに穴をあける必要はなく、袋の口を開ければOKです↓。

これは袋に植えた後ですが、最終的には袋の口を開けた状態になります。

Step3.エサをよけながら土を掘って苗の植え穴をつくる

苗を植えつけるために、表層にある落ち葉や枯れ草などのエサをよけて、その下にある土を掘っていきます。

あとでグーパンチをするときに土がへこむので、5cmほどの深さの穴で大丈夫です。

掘りだした土は、あとで苗と植え穴の隙間を埋める際につかうので、どこかによけておくとよいですよ。

がそごそと表層の落ち葉や木の枝をよけています
エサ下の土が見えたら、そこから5㎝ほど掘っていきます

ここでわりと重要なポイントがあります。

植え穴にはできるだけエサがない状態にしましょう!

なぜなら、エサが落ちていると苗の根っこが土に伸びづらく(活着しづらく)なり、野菜の生育が悪くなるからです。

下の写真くらいエサがない状態だったらOKだと思います。

よけたエサが穴に落ちてきて邪魔な時は、エサをいったん別の容器に取りのぞくとやりやすいですよ!取りのぞいたエサは苗を植えつけたあとに戻せばOKです

Step4.植え穴にグーパンチして土をほどよく固める

穴をグーパンチで固めます!

つづいて手のひらをグーにして、植え穴にパーンチ‼笑

丁寧に説明しますとw 植え穴の底部分にグーパンチをあてて押しこんでいきます。

こうすると土が適度に押し固められ、毛細管現象により水が乾きづらくなるので、根の活着がスムーズに進みます。

ぬらしたスポンジを指でギューッと押す(固くする)と、その部分だけ水が浮きでますよね。あんなかんじで押し固めた部分の植え穴部分に水分が吸い上げられやすいのです!

ここでもちょっとしたポイントです。

グーパンチは体重をかけてグッグッと押し込むように!

菌ちゃん先生の実演を生で見ましたが、想像以上に土を固めていました。

「えいっ、えいっ」的な軽いパンチじゃだめです。「ぐ~っ」と体重をかけましょう。

Step5.植え穴にじょうろで水をそそぐ

グーパンチした穴にじょうろで水を注ぎ入れます。

水の量はいちいち計っていませんが、植え穴に1cmくらいの水たまりができる程度、時間にして1,2秒ほどでジャーッと流しいれればよいと思います。

水がスーッと引いていくのを待ちましょう。

水を入れる前からすでに十分土が湿っている場合は、水やりはしなくてOKです。

下写真のように、グーパンチや水やりで植え穴にまたエサが落ちた場合は、しっかり取りのぞいてあげましょう!

グーパンチやみずやり後はエサが穴に落ちがち。野菜さんのためにしっかりよけてあげて!

Step6.植え穴に苗をおく

ポットから苗をとりだしましょう。

その苗を、グーパンチして、水を注いで、落ちたエサをしっかりと除いてあげた植え穴にそーっとおいていきます。

苗の土がくずれないように、そーっと、そーっとですよ~。

Step7.苗と植え穴の隙間を土でうめる

苗と穴の隙間をうめるように土をかけていきましょう。穴を掘った際にとっておいた土をパラパラ~とまぶします。

土が足りない場合は、植え穴の側面の土をくずしながら隙間をうめたり、同じプランター内の離れたところの土をすこしとって使えばよいと思います。

すきまが埋まりました。

Step8.苗が土となじむよう、じょうろで勢いよく水を注ぐ

最後に、苗の根本付近をめがけてじょうろで水をジャーっとかけてあげて、苗の土と隙間に入れた土をなじませてあげましょう。

ここもポイントがあります。

じょうろのシャワーヘッドは外して勢いよく苗根元の土に水をかけましょう!

そうすることで土がほど良くほぐれながら水がしみこみ、苗周りの土がプランターの土となじんでくれるので、根が活着しやすくなります。

それでも心配な人は、水をかけた後に手のひらで苗の根本付近の土をぎゅっぎゅっと押さえてあげたらいいと思います!

これまでの経験上、グーパンチをしっかりしていれば最後の水やりだけで根の活着はうまくいっています!

はい、これで植えつけは以上になります。

以下の記事では、夏野菜の苗を実際に植え付けている様子をたくさんの写真で紹介しています。

ぜひ参考下さい!

>>【ベランダ菌ちゃん農法】育てた苗をプランターに植え付けました

>>【ベランダ菌ちゃん農法】夏野菜を菌ちゃんプランター&袋に植えつけました

まとめ

今回は、プランターや袋による菌ちゃん農法における、野菜の苗の植え方について解説しました。

最後まで植えつけたら、「菌ちゃんよろしくね~」と声をかけるところまでが菌ちゃん農法です!

菌ちゃんも生き物。ありがとう~といえば、きっと応えてくれるはず…

そんな心地よい気持ちで野菜づくりを楽しんでいきたいですね!

はい、以上になります。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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