きゅうりの実が小さいまま枯れる原因と対策|菌ちゃんプランターきゅうり栽培記録②

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菌ちゃん農法

こんにちは。

僕は愛知県のトカイナカ(都会と田舎のはざま)で2024年から家庭菜園をはじめ、2025年からは菌ちゃん農法と自然農での自給自足チャレンジをしている30代パパです。

今年の4月から、はじめて菌ちゃんプランターでトマト、きゅうり、ナス、ピーマンなどの夏野菜を育てています。

以前、きゅうりの栽培記録①の記事をあげました。

>>【菌ちゃんプランター】きゅうりは無肥料で育つか検証①植え付け1か月の記録

今回はこの続きです。

タイトルにもある通り、きゅうり栽培について、問題が発生しました(ワクワク)

問題発生でワクワクするのは、「なんやなんや~?」と未知の現象にこころおどってしまう、私の変態的な癖です。笑

と、そんなことはさておきまして。

この記事では、今起きている「きゅうりの実がなぜが小さいまま黄色くなってしぼむように枯れていく」問題について紹介します。

いろいろ調べて原因を考え、実際に対策もとりましたので、共有したいと思います!

きゅうりが大きくならずに枯れてしまう現状

まずは状況から。↓は5/31のときの様子です。

赤矢印のところに、花をつけた小さなきゅうりがいるのですが、黄色くなってしぼんでいっているのが分かりますか?

4日ほどさかのぼり、下写真は5/27の様子です。

右下のきゅうりはすでにしぼんで枯れていますが、上側2つはこの頃はまだ、かろうじて緑色でした。

こうなるまでの栽培履歴をざっくり振り返ると、まず苗を植えてから1か月半ほどが経っています。

全体としては↓のように約150cm高さあるネット支柱を超える長さになっています。

基本的にしたから5節目までの雌花や芽はかきとり、株(親づる)の成長を優先させてきました。

上写真でお見せした、枯れた3つのちびきゅうりは、親づる6節目以降の雌花にできた実です。

現時点ではまだ子づるはありません。

水やりは、プランター内の菌ちゃんの成長を阻害しないようにと、雨水だけ。水やりはしていませんでした。

菌ちゃんプランターなので、とうぜん肥料もあげていません。

他に気になる点

他に気になる点は、葉っぱがカスレた感じで、水分が少ないんかな?となる点(とはいえ、これは品種の特徴かもしれませんのでなんとも…)

あとは葉全体に色が抜けた斑点がまばらにあります↓

葉に、黄色く見える(緑色がうすくなって光が透過している)点々がまばらにあるのがわかります

あとは、少々葉っぱがへたっている?かな?というところです。

考え得る原因

いろいろググりまして…現時点では以下の3つのどれか、あるいはどれもが複合的に絡んだ原因じゃないかとにらんでいます。

  • 水が不足している
  • 栄養成長が優勢になっている
  • 光合成が不足している

水が不足している

葉がかすれている、へたっている、そして水やりをしていなかった。

このあたりの事実から、たんに水分不足なんじゃね?と。

菌ちゃんプランターだからといって、水やりしなかったらさすがに生きてはいけませんからね。

ここまでは菌ちゃんが水で死なないようにみずやりをあえてしていませんでしたが、

ここまできゅうりが大きくなっていることから、プランターの中で菌ちゃんはすでにかなり増えていると思われます。

なのでそろそろ水やりをしてもいいかもしれません。

栄養成長が優勢になっている

植物の成長には、葉や茎など株自体が大きく育とうとする「栄養成長」と、花を咲かせて実をつけ種=子孫を残そうとする「生殖成長」があります。

植物は周りの環境に応じて、栄養成長と生殖成長のバランスをとっています。

あるいは収穫する側の人間の処理により、成長のバランスをコントロールします。

親づるがガンガン伸びようとするのは「栄養成長」です。

今回、キュウリの実がしぼんだのは、この栄養成長がつよすぎたせいじゃないか?という読みです。

この場合、できることは、親づるの先端をつみとる「摘心」により親づるの成長をとめることで栄養成長の勢いを弱くして、生殖成長の勢いを相対的に強めてあげることだと思います。

光合成が不足している

3つ目が、まだらに色が抜けた葉っぱのせいで、十分な光合成ができていないんじゃないか説です。

ちなみに、このまだら模様の原因をあたってみたところ、「アザミウマ」という虫による被害の可能性が大きいです。

まだ葉っぱで虫の実物を確認はできていませんが、そもそも小さい虫らしくなかなか見つけるのはむずかしいそうで。

ただ、症状が他の人の報告例とよく似ている。

それに、アザミウマがピーマンの葉っぱを食べると、葉っぱが(新芽の葉も)しわくちゃになるらしいのですが

はい。きゅうりの横のプランターで育てているピーマン(下写真)に、そっくりの症例が確認できました(笑)

ということで、根本原因はアザミウマの被害で、二次被害として光合成不足が発生しているかもな、というかんじです。

ただこうなると、今からできることは…アザミウマのチェック&捕殺かな。

あとは新しい葉が大きくなることを待ちつつ、いずれは防虫ネットをかけることも考えないといけないかもです。

現状の対策

ということで考え得る原因

  • 水が不足している
  • 栄養成長が優勢になっている
  • 光合成が不足している

3つ目の原因対策のネットにはお金がかかるので、ひとまず、いますぐできそうな上二つの原因への対策をしました。

まずは水やりですね。

菌ちゃんプランターの水やりは、1か所に深めの穴をつくり、そこにシャワーヘッドを外したじょうろで水をガッとあげてやります。

むしろ表面にまんべんなく~の水やりでは、奥底の土まで水が浸透しづらいうえに、表層に多くいるであろう菌ちゃんを無駄に死なせてしまうリスクが高くなります。

現状はひとまず3日に1回くらいの水やりペースで様子を見ています。

それから、ついでに親づるも摘心しておきましょう。

ここまでは株の成長を優先して親づるを伸ばしていましたが、ネットの最上部まで到達し、節も18,9くらいあるんで、まぁOKでしょう。

ここからは子づるを伸ばしてもらいましょう。ということで摘心しました↓

親づる先端カット前
親づる先端カット前
摘心した親づる先端の成長点

今後も経過を観察します

ということで、今回の記事では、きゅうりの実が小さいまま枯れていく現象について、考え得る原因と対策について紹介しました。

ちなみに、この対策をしているあたりで新しい雌花にちびきゅうりがなっていました↓

いずれ、このちびきゅうりが、今回の対策の良し悪しを体を張って教えてくれることになるでしょう。

今後も経過を観察したいと思います。

ではでは、自給農たのしんでいきましょう~!

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