やばい。雑誌会まであと1週間しかない…
いつも論文紹介の準備が終わらなくて焦るんです…
今回は、こんな悩みにお応えします!
雑誌会、ジャーナルクラブ、論文紹介、ゼミ、輪講…
色々呼び方がある、この雑誌会。いつも準備がなかなか終わらないんですよね。
「炎上したくない、でも丁寧に準備する時間もない…」で八方ふさがり。
研究室の学生・大学院生ならだれもが抱える悩みでしょう。
今回は、雑誌会まで時間のない人のために、超特急で準備を終わらせる方法を紹介します。
慣れれば最速1週間も可能でしょう(私の最速は3日です(笑))
今回の方法は、ちょっとズルい?裏ワザテク。かなりの人が救われるはずです。
中には、あまり大きい声で言えない、チートともいえる方法もあります。
グレーゾーンではあるので、ご自身の判断でご活用ください(笑)
では行きましょう!
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「雑誌会の準備が間に合わない」と思ったらコレをやれ!
結論からいきましょう。みなさん時間ないでしょうからね。
サクサクいきますよ~
1. 読了の論文を紹介する
急ぎの時は、これが最も無難なやり方です。
すでに読んでいる論文だから、読み直すとしても理解にさほど時間はかからないはず。
2、3日で内容8割理解(思い出し)、2、3日でスライド作りつつ理解補填、残り時間で質問対策。
早い人だとこんなかんじで1週間ほどで高いクオリティの準備ができるでしょう。
ま、とはいえ、論文を読み貯めてるような人、そもそもこの記事に来てないですよね(笑)
論文貯金のない人は、以降のやり方がおすすめ!
2. 国内の科学系ニュースサイト記事で紹介論文を見つける
これは正攻法にしてかなりの得策。非常におすすめできます。
国内の科学系ニュースサイトの記事やプレスリリースから論文紹介ネタを見つける戦法です。
これも早ければ1週間くらいで準備が間に合います。
プレスリリースとは、大学や企業の研究グループが、ニュースサイトや公式HPなどで自分たちの研究成果を一般向けに広く公表することです。
このニュースサイト戦法のメリットは3つ。
- メリット1. 国内最先端の研究ネタを仕入れられる
- メリット2. 日本語解説だから研究概要をサクッと理解できる
- メリット3. 同じ研究成果を複数のプレスリリースで読めば理解が深まる
メリット1. 国内最先端の研究ネタを仕入れられる
科学系ニュースサイトでは日々、記事が更新されています。
ゆえに分野の最新記事は国内最先端の研究成果。
雑誌会のネタとしてはもってこいです。
多くの場合、記事に発表論文のリンクも貼ってあるので、論文を探す手間も省けます。
メリット2. 日本語解説だから研究概要をサクッと理解できる
国内サイトの記事なので、研究内容が日本語で解説されています。
さらに、一般読者向けにかみ砕かれているから理解しやすい。
研究の背景や課題、目的も分かりやすいうえに、論文と同じ図やデータの説明をしていることも。
サイトによっては、ご丁寧に専門用語も解説してくれていたりもします。
雑誌会の準備で最も時間のかかる「論文理解」の時間を大幅に削減できます。
メリット3. 同じ研究成果を複数の記事で読めば理解が深まる
同じ研究成果ネタで複数サイトから記事がリリースされていることも。
大学の研究グループが一般ニュースサイトと大学公式サイトで、同じ成果をプレスリリースすることなんかよくあります。
同じ研究内容を異なる説明でよめるので、理解がより深まります。
日本語だから複数読むのも時間かかりませんしね
おススメのニュースサイト
以下、科学技術関連の記事を扱っているおススメのニュースサイトです。
前者の2つは学術的な研究成果をメインで取り扱ってくれています。
後者の2つはビジネス向けの記事が多いですが、学術論文の成果も取り扱ってくれています。
その他にも、研究分野ごとに様々なニュースサイトがありますので、ぜひ先輩や先生に聞いてみてください。
3. Letter論文を紹介する
上述のニュースサイト戦法は、国内の研究ネタがメイン。
海外グループの論文を紹介するなら、Letter論文に絞って探すのが良いと思います。
Letter論文とは、速報性が高い内容をスピーディーに刊行する学術雑誌に掲載される論文です。
一般的に文量が少ないので、読破時間をかなり短縮できます。
Letter論文の探し方は以下の記事を参考ください。
>>論文の種類とは!?雑誌会におススメする論文の種類とその確認方法を解説
Letter論文は経験的に考察パラグラフが読み解きやすいものが多く、サクサク読める。
速報性重視なので、いいのか悪いのかメカニズムなどを深ぼりできていないケースが多いからかと。(ここではラッキーと捉えましょう(笑))
とはいえ初見の英語論文なので、英語慣れしていない人は早くて1.5週間くらいの準備期間だと思います(睡眠削って1週間かなぁ)
注意点としては、ボリュームが少ないのでどうにかプレゼン時間を稼ぐ工夫が必要な点です。
背景や評価原理、結果スライドなどで、文献を豊富に参照して丁寧に解説するのがボリューム増しの王道手法です。
そういえば、過去にLetterネタを扱って、60分の雑誌会のうち20分で発表を終えた後輩がいましたね…
質疑時間が長すぎてヒヤヒヤするという珍事になったので、みなさんくれぐれもご注意を(笑)
4. 先輩が紹介済みの論文を再紹介する
先輩が過去に紹介した論文を再度紹介するという戦法。
ようは、先輩の過去の雑誌会スライドを見ながら論文の内容を理解し、スライドも作成しちゃうというチート技です。
当然、準備スピードは超速いはず。
ですが本来は、雑誌会で先輩が過去プレゼンした論文内容を再度紹介するのは避けたいところ。
お察しの通り、バレたらやり直しレベルのハイリスクハイリターン。かなりグレーゾーン。
先に言っておきます。怒られても責任は取れません(笑)
「あれ、これ誰か昔やってなかったっけ?」
とバレたら…
①「あれ?そうか、やってたんですね…しらなかったぁ」とシラをきる
②「いい論文なので勉強のため再度紹介しようかと…」と真顔でゴリ押し
のいずれかです。
せめてものリスクヘッジとして、卒業してから数年経った先輩のモノを扱いましょう(入れ違いの先輩が理想)
そして最後に強調しておきます。コピペはだめ、絶対に!
繰り返しますが、炎上しても責任は取りかねます。ご承知おきを…
5. 先輩が書いた論文を紹介する
これもかなりのグレーですが、例外的にホワイトとなるケースもあるので紹介しておきます。
この戦法がまかり通る(可能性が高い)のは、以下の条件が全てハマるとき。
- 著者の先輩が卒業済み
- 研究内容を理解するラボメンバーがほとんどいない
- 研究内容が自分の研究テーマと近い
「自分の研究テーマの理解を深めるため」という大義名分が通りやすいラボ文化なら、炎上リスクは下がります。
この戦法のメリットは、先輩の学位論文で研究内容を日本語で読めること。
学位論文が英語ならどんまい
英語の学術論文を読むより読解時間を巻けます。
さらに、学会プレゼン資料などを参照することで、効率的に理解を深められるチート技が使えます。
ただし!
まちがっても、在籍している先輩の論文をその先輩を前にして紹介するという、血迷ったことはしないように。
別の意味で伝説になります
最後に
はい、以上裏ワザ5選でした。まとめましょう。
ま、雑誌会のやり方はラボによって変わるので、自分のところで適用可能かは見極めてくださいね。
みなさん、ひとまず今後の雑誌会では1つ目の方法がデフォルトとなるよう、普段から読み貯めしときましょう。
2つ目のニュースサイト記事に目を通すのは、雑誌会とか関係なく普段からやるのをおススメします。なかなか面白いです。
で、みなさん、くれぐれも4つ目5つ目は毎回やっちゃだめですよ。
こいつらはホントにやばい時だけにやる、特効薬ですから
はい以上!今回はサクッと終わっときましょう!
もし、炎上防止のために何か他にやっとくべきことがないか知りたい人は、以下の記事を参考ください!
>>100回見てわかった雑誌会(論文紹介)で炎上する6つの特徴と対策
では、幸運を祈ります!
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