メーカー研究職が貸し農園で野菜づくりをはじめた理由

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こんにちは。入社3年目でうつ状態を経験し、脱サラを悩んでいるメーカー研究職のただなおです。

タイトルで「野菜作りをはじめました」って言ってるけど、実は今から約10か月前の2024年の4月から近くの貸し農園で畑を借りて家庭菜園をはじめていました。

いまさらですが、なぜ畑を始めたのか、そのお話を勝手に語りたいと思います。

野菜づくりを始めたきっかけ

さかのぼること約2年前の春。

私がはじめて野菜作りをしたのは、なすとミニトマトのプランター栽培でした。

マンションのベランダに、コーナンで買ってきた10号鉢2つに、コーナンで買った培養土を入れて

これまたコーナンで買ったなすとミニトマトの苗を植えてみたのです。

ネットで調べながら、

水やりや肥料を定期的にやったり

なすが最初につけた実は小さい時に切るのかフムフム

とかやったり。

なんかそんな手をかけたつもりなはかったけど、なすもミニトマトも、予想以上に育ったんですよね。

それが結構面白くて。

会社の朝礼とかでその様子を皆に話したりもしてました。

貸し農園を借りて畑で野菜づくりをしようと思った理由の一つは、このプランター栽培の時の「おもろいな、意外と」というプチ感動の原体験があったからでしょう。

自給自足へのあこがれ

それとは別に、会社に勤めてから自給自足へのあこがれを持ちはじめていました。

「自給自足」が気になりはじめたきっかけは、社会人1、2年目で何やら働くことへのモヤモヤがではじめたことです。

院時代には楽しかった研究だったのに、会社の研究職としてする仕事が楽しくなくて。

おもしろさや好奇心よりも成果を気にして、上司の評価を気にして、どこかの誰かの怒号におびえて、ずーっと緊張の糸が張っていた毎日で。

先輩は上司の文句を言い、上司はそのまた上司の文句を言い。

周りの先輩や上司のため息や苛立ち声ばかりが耳に入ってきてしまう。

あれ、オレってこのままずっとこんな毎日を生きていくのか…?

と違和感を感じはじめ、いろんな本を読み漁りようになっていました。

そのなかで

「半農半X」

とか

「自給自足」

とか

「農ある暮らし」

とか

「ダウンシフト」

とか

「ミニマルライフ」

みたいなキーワードに出合いました。

それまで私は、つらくても、生きていくには、ちゃんとした大人になるには、ずーっと駆け足に成長、スキルアップし続けなければいけないと思い込んでいました。

たとえそれが自分が全然やりたくないことだったとしても。

でも本を読んで、

「あれ、なんか意外とそうじゃない道もあるのかも」

「あれ、なんか…なんか…もっとマイペースに生きられるのかも!」

と思わされました。

自分にとっての幸せを定義し、生活コストを把握し、世間一般から見れば小さくてささやかでも、確かに満ちたりた日々を送っている著者の方々。

外のノイズにふりまわされず自分にとって心地よい穏やかさに満ちたり生き方をする人たちが実在することを知り、

それはそれはもう…いろいろショックでしたww

「そうか、無理のない範囲で生活コストを落とせばいいんだ。そうすりゃ嫌なことしてまであくせく働かずとも生きていけるんだ」

「そうか、自分で食べ物を作れば、食費も浮かせられるのか」

「極論、自分の暮らしを自分で100%作ることができればいやいや働かずとも生きていけるのか」

文章にすればかなりしょぼいですが、自分にとっては衝撃的な気づきでした。

暮らしの自給率を高めれば高めるほど、身軽になればなるほど、仕事やお金にとらわれず、やりたいことをやって生きる時間をふやすことができる、という気づき。

これがきっかけとなり、前にやったプランター栽培のおもしろさも相まって、「食べ物の自給」に興味をもったのです。

ま、一言で言えば

「食べ物を自給自足できたらおもろそうやし、生きやすくなりそう!」

ってだけですww

貸し農園のスペック

という経緯で知覚の貸し農園で畑を借りて始めた家庭菜園。

広さは3m × 5m = 15平米で

利用料は月1万円。

これは正直まじで高い!!汗

でも、家から自転車で5分と一番近いのと、毎月野菜作りに関する講習があることとか

何年間もずーっと借り続けられる保証付きとかで(市が運営する市民農園は1年契約で翌年も継続できる保証がなかった)

まぁここにするか、と決めました。

自給自足を目指しているのに、普通に野菜買うよりも高くつく農園利用料…笑

まぁしょうがない。自給自足のための初期投資ということで自分を落ち着けています。

まぁ結果的に、ここの農園では想像をこえた色んな出会いがあったので、今となってはココで良かったと思っているのですが。

何を育てているのか

もうかれこれ畑を借りて1年たちます。

春夏は

ナス、トマト、かぼちゃ、キュウリ、枝豆、トウモロコシ、さつまいも、ピーマン、パプリカ、ししとう、ゴーヤ、だいこん、じゃがいも、モロヘイヤ、しょうが、おくら、ニラ

を作りました。

上手く育たなかった野菜も数多いのですが、その話は追々します。

秋冬は

だいこん、キャベツ、白菜、ニンジン、たまねぎ、ソラマメ、スナップエンドウ、ブロッコリー、
スティックセニョール、ネギ、ホウレンソウ、しゅんぎく、にんにく

です。

ちなみに家のプランターでも、しゅんぎく、小松菜、チンゲンサイ、人参を収穫できています!

秋冬は、キャベツ、白菜以外かなりうまく育ち、たまねぎやニンニク、ソラマメ、スナップエンドウは今度の4~6月に収穫予定です。

今年の冬は例年よりも明らかに野菜をスーパーで買う頻度が減りました。

厳密な計算はしてませんが、野菜の食費で5、6割は減ったんじゃないかなと。

ま、畑の利用料を考えれば、余裕で赤字ですがww

別にいいんです、はい。

今後の展望|自由を求めて…

今後は、野菜自給率100%を目指します。

さらに、野菜づくりのコストもより少なくしていきたい。

肥料とか苗とか意外と高いんです。あと、今は使っていない化学農薬も引き続き使わない。

だから無肥料・無農薬農法を勉強して実践していきます!

今注目しているのは自然農法と菌ちゃん農法。

貸し農園の畑ではどちらも厳しいのですが、菌ちゃん農法はプランターでもできるので、次の春に向けて仕込みを始めています。

それから貸し農園ではなく、就農者として畑を借りる準備も進める予定。

また、いずれはお米の自給も目指しています。

今年は知り合った農家さんやお友達の実家のお米作りをお手伝いして、その面白さを実感しました!

なので、今後はお手伝いで技を学び、田んぼを借りて自給したい!

んで、食料自給コミュティを作って、みんなで失敗しながらワイワイ野菜づくり米作りをしたい!

より自由でワクワクする生き方を求めます!

以上!おわり!

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