【D進に悩む修士へ】学振(DC1)申請書作成と就活を両立するコツ

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就職活動

こんにちは、小心者ハカセのただなおです。

学振の申請書を書きつつ就活することになりそうなんだが…これってやばい?

両立した先輩にアドバイスを聞きたいなぁ…

今回は、こんな声にお応えします。

この記事を見ているあなたは、きっと博士課程に進学(D進)するか就職するかを悩んでいるのでしょう。

「もしもの時のために学振(日本学術振興会)の特別研究員DC1の申請書を書いておこう」

と教授に言われているんですよね、きっと。

この記事では、「学振準備+就活」の経験者である私から両立のコツをお伝えしたいと思います。

この記事を読むことで、学振と就活の両立に向けた心構えと効率化の具体策を得ることができます!

私ただなおはM1時代、学振準備しながらの就活で大手メーカー研究職の内定ゲット。しかしDC1は不採用。いくつかの反省点を活かし、D進した翌年にDC2採用。私の経験と反省を踏まえたお話をみなさんにお伝えします!

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D進を悩んでいるM1就活生が絶対知っておくべき2つのこと

まずはじめに。

学振の申請書作成と就職活動を並行してやろうと考えてる人はこの2つのことを心得ておく必要があります。

D進を悩むM1就活生が絶対知っておくべき2つのこと
  • 就活で学校推薦を使えない
  • 就活シーズンは学振申請書と学会準備の3重苦

この2つのせいで就活がハードモードになる現実は知っておくべきです

学校推薦を使えない

D進を悩んでいる人は基本的に自由応募で就活することになります。

なぜなら、学校推薦は一度内定をもらうと辞退できないから。

内定を承諾した後に「やっぱり進学…」は基本できないので、自由応募で就活しないといけません。

理系の学校推薦は自由応募に比べて内定をもらいやすいです。

その推薦カードが使えない時点で、推薦組よりも入念な準備が必要なことを理解しておきましょう。

また、推薦組とは選考時期や学校での手続きなど、異なる点が多いので流されないように気をつけてください。

就活シーズンは学振申請書と学会準備の3重苦

これについては、図を出したほうがイメージしやすいと思います。

下の図は、私のM1当時のスケジュール概要です。

ただなおM1秋~M2春にかけてのスケジュール

私の大学では、学振申請書の学内提出〆切は5月の3週目

国内の学会がだいたい3月中旬から下旬。私の場合、国際学会のアブスト作成も4月にありました。

就活はM1秋からセミナーやインターンなどの準備が始まり、本選考が3月からです。

学振申請書と学会それぞれ、準備期間も含めると就活シーズンとめっちゃかぶってきます

とくにM1の3月~M2の5月は想像以上にヘビーでした。

そもそも学振の準備だけでかなり大変。書き慣れてない研究計画書は、思っていた以上に筆が進みません。

就活一本組に比べ、圧倒的に就活時間が減ることは覚悟しておきましょう。

 学振と就活の両立で大切なたった1つの心構え

学振と就活を両立するため、私から伝えたい大切なことが1つだけあります。

それは、「人とツールを頼りまくれ」ということ。

使えるものは何でも頼って、効率を上げていく姿勢がマジで大切です。

とくに!人に頼れ!たくさんの人に聞きまくれ!

真面目な人ほど

「こんなレベルで添削してもらっていいのかな」

「自分の力でやるべきかな」

と、なかなか人に頼りづらいと思います。

私もそっち側の人間なんでめちゃわかります

しかし、結局、開き直って人に聞いた方が得することのが圧倒的に多かったです。

ほんの一例ですが、 就活の技術面接で必要な研究プレゼン資料の書き方。

当時、時間をかけてググった割にはよくわからんかったので、就活ガチ勢の同期や先輩に聞いたところすぐテンプレをくれました。

「ガチ勢にノウハウ聞くとか、おこがましいかなぁ」と悩んでましたが、聞いたら即レスでした。

「ちょっとウザイかな」と自分で思うくらいがちょうどいいと心得ておきましょう。

就活を効率化するための7のアドバイス

学振と就活を並行する人(就活1本組の人も)にむけて、就活を徹底的に効率化するための方法、7つを紹介します。

就活を効率化する7の方法
  1. インターンに参加して早期選考案内をゲットする
  2. スカウト型就活サイトでオファーをもらう
  3. 就活アドバイザーを頼りまくる
  4. ESと面接対策は内定者レポートを見まくる
  5. 研究プレゼン資料を先輩からもらう
  6. リクルーターに添削をお願いする
  7. 先輩・同期・後輩にコメントをもらう

ひとつづつ行きましょう。

1. インターンに参加して早期選考案内をゲットする

インターンに参加すると、通常より早い時期の選考案内をもらえることが多いです。

早期選考ルートで就活すればM2の4月までに就活を終わらせられる可能性が高くなります。

申請書提出〆切の5月中旬まで、学振に全力投球できる環境を作れます

インターンは第1志望群の企業で短期(1週間程度)のモノに行くことをおススメします。

内定をもらっても行くか微妙な第2志望群以下の会社や、長期(1か月とか)のインターンに時間を割くのはもったいないです。

研究インターンシッププログラムなど、別の目的でいくインターンなら良いと思います

志望する企業のインターンで早期選考案内がもらえるかどうかは、unistyleという就活の過去レポサイトにて確認できます。

夏と冬の両方のインターン情報にアンテナを張っておきましょう!

2. スカウト型就活サイトでオファーをもらう

就活を効率化するうえでは、スカウト型の就活サイトを使わない手はありません。必ず使いましょう。

スカウト型就活サイトとは、プロフィール登録すると、興味を持った企業側からオファーが届く逆求人サイトのことです。

専門性とマッチする企業から高確率でオファーをもらえるので、企業探し手間を大幅に短縮できます。

オファーには、個人面談オファーや、企業説明会へ案内、選考一部カットの特別オファーなどがあります

スカウト型サイトのメリット

私が実際にスカウトサイトを使って強く実感したメリットはコチラ。

  • オファーによって自分の専門性を活かせる企業・業界の存在に気づかされる
  • 面談オファーや選考カットオファーは熱烈スカウトのサイン!労力ほぼゼロで内定しやすい企業を見抜ける
  • 個人面談では研究職の人から最先端の研究所事情を聞ける

オファー機能により、効率的かつ質の高い就活ができるのがメリットです。

>>理系の修士・博士学生がスカウト就活サイトを使うメリットとデメリット

D進を悩む理系院生におススメのスカウト型サイト4選

スカウトサイトを使う際は、登録企業の数と質を見極めてサイト選びをすることが大切。

サイトによって強みとする業界や職種が異なるからです。

理系の専門性を活かしたい人、研究職を目指している人は下記のサイトがおススメ。

私も実際に使用し、企業の質と数、そしてオファーの数非常に良かったサイトです。

私はM1の4月にプロフィールを登録した後、早い段階でいくつかのオファーをゲットしました

【厳選】D進を悩む学生におススメするスカウト型就活サイト4選
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    【おススメ度】4.0
    【特徴】研究を頑張る理系学生のための就活サイト
    【おススメ理由】業界トップ二ッチ~超大手まで数多くの企業からオファー!

スカウト型サイトで優良オファーを獲得するには絶対しておくべきコツがあります。

下記の記事を参考に、スカウトサイトを攻略してください!

>>理系の修士・博士学生が逆求人就活サイトでスカウトをもらう6つのポイント

3. 就活アドバイザーを頼りまくる

就活を効率化するために、学内の就活アドバイザーや、民間の就職エージェントを使うこともおススメ。

学内就活アドバイザー就職エージェント
得意キャリア相談や一般的なES・面接のアドバイス志望内容にマッチした求人紹介
自己分析サポート
企業別のES添削と面接対策
不得意求人紹介はなし
企業別対策はできない
紹介求人はエージェン保有分のみ
料金無料無料
学内アドバイザーと就職エージェントの特徴比較

学内就活アドバイザーは、就活全般の相談やES・面接の対策が得意です。

就職エージェントと違って企業紹介はないので、忖度なしのアドバイスをしてくれます。

しかしながら、企業毎に特化した添削・対策はできません。あくまでも一般的なアドバイスです。

一方、就職エージェントは志望内容とマッチした企業の紹介から、ES・面接対策、選考の事務手続きまで、全てを一貫サポートしてくれます。

企業別にES・面接のアドバイスをくれるため、自分一人で準備するよりも内定率は高くなるでしょう。

ただし、紹介してくれる企業は就職エージェントが保有する求人に限られます。

研究職志望の就活生におススメの就職エージェント


就職エージェントを選ぶコツは、志望業界で質の高い求人をたくさん持っているか否かを見抜くこと。

理系院生向けの就職エージェントはいくつかあります。が、この記事の読者は研究職志望でしょう。

研究職志望の学生には、アカリク就職エージェントを最も強くおすすめします。

理由は以下3点。

  • 運営元が理系院生特化の就活サイト最大手「アカリク」。実績と信頼がトップクラス。
  • アドバイザーが理系院卒であり、サポートの質がとても高い。
  • 企業業界が幅広く採用実績も豊富。ニッチな専門性を活かせる求人が多い。

より詳しい話は、以下の記事で書いていますので、よければ参考下さい!

>>複数併用すべし!エージェントを使って就活を成功させる5つのコツ

4. ESと面接対策は内定者レポートを見まくる

ES内容や面接対策を効果的にブラッシュアップするために、内定者レポートを読みこむこともおススメ。

内定者レポートとは、就活を終えた先輩が投稿した、ES内容や面接での質問などを企業別に検索できます。

下の就活過去レポサイトで無料で閲覧できます。

志望企業について色んな人のES・面接内容を見まくり、選考突破率を高めましょう。

博士におススメの就活過去レポサイト

5. 研究プレゼン資料を先輩からもらう

ネットで拾いにくい技術面接用の研究プレゼン資料は先輩からもらうことをおすすめします。

理想は自分の志望企業に内定した先輩のもの。

というのも、企業ごとにスライド仕様や求められる内容のレベル感が結構異なるからです。

ですが、いなければ別に他の企業の内定者でもOK。

何人かのスライドを参考に、上手い人のデータの見せ方やプレゼン構成をいいとこどりさせてもらいましょう。

クオリティの高いスライドを、効率的に作ることができます!

さらにパワポファイルでもらった場合、ノートに発表原稿が残っていることもあります。

これも参考になるので、もらう際はできるだけパワポファイルでもらっちゃいましょう。

私は大学受験の浪人だったので、1年前に志望企業に内定した高校時代の同級生(他大学)にももらいました

6. リクルーターに添削をお願いする

企業によって、学科OBがリクルーターとして派遣されることがあります。

リクルーターの目的は、優秀な後輩たちが自社に来てくれるようにサポートすること。

なので、ESや研究プレゼン資料の添削や模擬面接などをしてくれます

その企業の内定者なのでアドバイスの質は高く、サポートを受けた同期は早々に内定をもらっていました。

リクルーターには存分に甘え「修正→添削→修正→…」サイクルを早く、何度も回し、ブラッシュアップしていきましょう!

例年の面接質問とか、うけのいい回答やESの書き方など、かなり細かくアドバイスをもらえます

7. 先輩・同期・後輩にコメントをもらう

ラボの先輩・同期・後輩からESや研究スライドのコメントをもらうのも有効です。

とくに後輩はいい!専門性が深くない面接担当者目線の感想や意見をもらえます。

身近なラボにいるので、サクッと聞けるのもメリット。

研究プレゼンって、自分だけで作ってると気づかないうちに難しくなりがち。

テーマに詳しい人よりもむしろテーマに疎い人からのほうが本質的なコメントをもらうことが結構あります。

色んなラボメンバーにどんどん見てもらって、修正効率を高めましょう!

学振(DC1)申請書作成のアドバイス

私はDC1に不採用になりました。

いろいろ振り返り「自力でやろうとしすぎたこと」が最大の敗因だったと反省しました。

翌年はその反省を活かし、無事、DC2の採用をゲットすることができました。

ここではその反省も踏まえた、学振申請書作成の6つのアドバイスを送ります。

学振(DC1)申請書作成のマジアドバイス6選
  1. 低クオリティでいいからまず第1稿を書ききる
  2. 学振仲間をみつける
  3. 学内の添削サービスは絶対に使う
  4. 学振申請書の書籍は結構使える
  5. 採用された先輩の申請書をゲットする
  6. 直感的に分かりやすい概念図をちりばめる

1. 低クオリティでいいからまず第1稿を書ききる

第1稿をとりあえず早く書ききっちゃう。で、はやく教授からのフィードバックをもらう。

質より速さ!理想は3月半ばには第1稿書き上げられれば最高。

その後の修正も一回一回の修正に時間をかけるよりも、なるはやで修正版を仕上げる

「添削→修正→添削→…」のループを速く、そして数多く回す

このほうが効率よくブラッシュアップできます。

実は、これは私がDC1不採用となって最も反省したことです。

DC1のときは、第1稿から「あぁでもない、こうでもない」と重要度の低い微修正をこねくり回してました。

その結果、教授に見てもらう時期が遅くなり、ブラッシュアップに十分な時間を確保できませんでした。

DC2では”質よりもできるだけ早く”を意識してより多くの人に多くの意見をいただいた結果…

DC1の時よりも確実にいい申請書が完成しました。

いまでは「まず第1稿を書ききっちゃう」が、論文やプレゼン資料など(このブログも)、全ての物書きに通ずるコツだときづきました!

2. 学振仲間をみつける

学内外で申請書を作成する仲間を集い、切磋琢磨できる環境づくりも効果的です!

直観的にわかると思いますが、仲間がいると

「あいつ、もうそこまでやってんのか、おれもやらな!」

みたいに、いい意味での焦りと緊張感をもらえます。

切磋琢磨できる仲間の存在がパフォーマンスを高めてくれることは、「ピア効果」として報告されています[1]。

で、これもまた私のDC1不採用で反省した点です。

DC1の時も学振を書く同期がいたのですが、

「ぜんぜん進まんよなぁ、やばいよなぁ」と、ただただできていないことを互いに確認しあってほっとする

という足の引っ張り合いになってました(笑)そしてともにDC1は沈没。

DC2の時は、互いに進捗を定期的に確認したり、情報交換する関係にしようぜと改めました。

そして、DC2の時は見事、2人ともDC2採用を勝ち取ることができたのです。

後になって、たしかに大学院試験とかも仲間と一緒にやることで、めっちゃ集中できてたな~と思い出しました

[1] Mas, Alexandre, and Moretti, Enrico, American Economic Review 99, 112–145 (2009).

3. 学内の添削サービスは絶対に使う

学内に学振申請のサポート局がある大学は、添削サービスを利用できる可能性があります。

もしあれば、ラボの教員以外からフィードバックをもらえる数少ない機会です。絶対に使ってください。

担当者は学振に特化した専門家。細かな書き漏れや誤植の指摘に加え、内容についても質の高いアドバイスをもらえました。

大抵、添削サポートは期限つきです(私の大学では添削期間が4月前半の2週間限定)

アドバイスとしては、この添削サービスを使うまでにある程度ブラッシュアップされた状態にしておくこと。

添削してもらった後に教授から大幅改訂を食らうと、せっかくの添削が意味なしになりますから。

そのためにも先述の通り、第1稿をなるはやで書き上げ、教授との「添削→修正→…」のループを数多く回しておきましょう。 

4. 学振申請書の書籍は結構使える

下記の書籍はおススメです。

DC2の時に初めてこの書籍を読み、DC1の時に見ておけば良かったと後悔しました。

この本を読んでいないと知らなかった見せ方や書き方のコツが結構ありましたし。

良い例、悪い例のサンプルもあり非常に分かりやすく、私は辞書的に読んでいました。

5. 採用された先輩の申請書をゲットする

私はDC1の時はラボの先輩(DC1採用)一人の申請書しかもらってませんでした。

ただDC2の時に他大の先輩を頼って、新たに4人分ほど申請書をもらいました。

(M1の時に学会で仲良くなった先輩。そのラボは毎年何人もDC1採用者を出しています)

色々見比べると、同じDC1採用でも、ラボによって魅せ方や書き方に違いがあることに気づいたのです。

複数の申請書のいいところどりすることで、D2の申請書は格段に高レベルのものができました。

6. 直感的に分かりやすい概念図をちりばめる

テクニカルなアドバイスは本や指導教員になるべく譲ります。

が、私ができるアドバイスがあるとすれば、それは申請書の分かりやすさに及ぼす図の重要性

これはDC2のリベンジで最も意識したことの一つです。

DC1に落ちた後、DC1採用者や教授陣の科研費申請書を見て気づきました。

分かりやすい申請書には、概念図によって内容が直観的に分かりやすくなっている、という共通点があったのです。

不採用だった私の申請書では、実験結果とか推定メカニズムの図は割と描けているものの、テーマ全体の進め方や意義の部分で図がなく、非常に伝わりづらい。

DC2の時には、研究方針の全体像や、自分の微視的研究が巨視的にどんな嬉しさにつながるのかを示す概念図をとことん分かりやすく作りました。

結果的に、教授からも「この図があることで圧倒的に分かりやすいね」とお墨付きをもらえました。

最後に|就活は頼ってなんぼ!

今回の記事では、D進を悩んでいるM1学生に向けた、就活と学振の両立のコツをお話しました。

記事では一貫して「人とルーツを頼れ」というメッセージを強調しています。

というのも、私自身がうまく人に頼れないせいで、進路選択や就活の際に、度々メンタルを病んだ経験があるからです。

>>【D進か就職か】泣くほど悩んだ末に凡人が博士課程に進学した3つの理由

私を反面教師に、ぜひとも皆さんは周りにうまく頼って、就活も学振も勝ち取って下さい!

以上になります。

最後までよんでいただき、ありがとうございました!

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