「本質じゃない気がする」と情報発信の価値に悩む人へ”天上人と地上人”の話

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仕事の自給

こんにちは。

僕は今年から、会社だけに依存せず自分でお金を稼げるようになろうと

ブログ発信を起点とした、仕事を自給をするための仕組みづくりを講座で学んでいます。

昨日、講座のリアルセミナーに参加してきました。

セミナー後の懇親会で、先生や先輩メンバーさんに、最近自分の中にくすぶっていた、

「自分の情報発信内容が本質的じゃないような気がする」

という違和感を、思いきって打ち明けてみたところ、

悩みの解消につながる、目からウロコな金言をいただいたので、シェアさせてください。

「なんか、自分がほんとうに伝えたいこととズレてる気がして…」

最近、講座のカリキュラムの一環で、仕事を自給するための前段として、

無料のZoomお茶会を企画し、情報サービスを提供するステップがありました。

僕はそのお茶会テーマを「菌ちゃん農法でベランダでもできる自給農」としました。

自分が実際に体験してきたし、初心者さんにも役立つ実践的な内容。

でも、どこかで引っかかっていたんです。

ほんとうに自分が伝えたいことって、これだろうか?

頭のどこかで、

「もっと本質的な、生き方の軸になるようなことを伝えたい」

「“ホンネで生きること”とか、“価値観を明らかにするプロセス”とか…」

かつて悩んでいた自分を根本的に救ってくれたような情報を届けたい…

そういう想いがずっとくすぶっていたんです。

でも、そういうテーマってまだちゃんと言葉にできてないし、体系的にまとめられているわけでもない。

それに、僕自身まだ道半ばだしな~という迷いもある。

だから、ひとまず“自分が人より経験していること”として、「自給農」というテーマにしたんだけど

なんか、小手先のような気がして、自分の本心とズレているような、どこかモヤモヤするんですよねぇ…と、

懇親会の終盤、目の前に座っていた先生やメンバーさんに相談してみたんです。

天上人と地上人

すると、先生が横にいた先輩に、ぽそっと耳打ち。

「ちょっと、あの話してあげて」

そうして、その先輩が僕にこんな話をしてくれました。

だいぶお酒も入っていたので厳密ではないですが、こんな感じでした。

「たけちゃん、自分では気づいてないかもしれないけど、

じつはたけちゃんは、もうだいぶと“天上人”になっちゃってるんだよ」

と。

僕「???…どゆことですか???」

「たとえば1年前、たけちゃんはきっと、

『お金のために馬車馬のように働いてモヤモヤしてる』

『周りの評価で一喜一憂する生き方がしんどい』

そんな“地上人”として、いろいろ迷ってたと思う」

「でもこの1年の中で、いろんなことを試して、つまずいて、気づいて、変化してきた。いつの間にかたか~いところにいる天上人になっちゃってる」

「今のたけちゃんからしたら“小手先”に思えるようなことでも、昔の自分には響いたはず」

「その“小手先と思えてしまうこと”こそが、いま“地上”で悩んでる人に届くんだよ。

だって、たけちゃん自身が、それに助けられてきたんだから」

そして先生が、優しい笑顔で一言。

「天上人は、地上に降りてあげましょう」

と。

地上人だった僕を振り返れば…

先日のブログでも書いた”メンタルブロック”の件に引きつづき、また視野がブワッとひらけたような感覚になりました。

振りかえれば、たしかに僕も最初から、そんな”本質”なんて見えてたわけじゃなかった。

はじめはモヤモヤを解消するヒントを探す日々だった

仕事で気持ちが沈みはじめた頃、なにかヒントがほしくて、同じように悩んでいた人の本をたくさん読みました。

「ダウンシフト」「半農半X」「ミニマリズム」

そんな生き方の選択肢があることを知りました。

でも、読んだからといってすぐに変われるわけではなかった。

結局またいつもの日常に戻り、モヤモヤ。

そんな中で、ついにメンタルが限界を迎え…

そこで初めて、「自己理解」に本気で向き合う必要に迫られました。

自分の過去をひたすら掘り起こし、

「自分はホントは何がやりたいのか」

と問い続け、その中で気づいたのが、

僕の人生の裏には、“自立”への願いと恐怖がずっとあった

ということでした。

だからこそ始めた、自給農のある暮らし

そこから「暮らしを小さくする」ことに意識が向き、まずは断捨離をして、

そして、プランターで野菜を育てる「自給農」を始めました。

気がつけば、ベランダはプランターだらけ。

自然菜園や菌ちゃん農法にワクワクし、

野菜づくりの中で自然のメカニズムに触れる日々は、まるで小さな実験のようで楽しかった。

こうして、

「自給農のある暮らしっていいな」

「これを軸に、なにか仕事にできないかな」

と思い始めるようになり、そして

「遊暮働学」という生き方に出会いました。

「暮らし」「遊び」「仕事」「学び」が、切り分けずに混ざり合う生き方

それに共感して、今の講座に参加することを決めたのです。

でも思い返せば、1年前にすでにこの講座の存在は知っていたのに、受講には至らなかった。

そのときの僕には、まだピンと来なかったからです。

”本質的”のワナ

今回の先生やメンバーさんとのやり取りの中で、まず僕は

「僕自身が思っている以上に、前に進めていた」

ということに気づかせてもらい、ニンマリ。

でもそれは、いろんな“小手先”とも思えてしまうことを繰り返してきたからだった。

一見”小さい”と思えることの積み重ね。でもどれもめっちゃ大事な歩みやったな、と。

最近の僕は

「コンテンツにするなら”生き方”とか”マインドセット”みたいな”本質的”なことを!」

という視点に縛られていました。

でも、その”本質的”と思えることは、小さな積み重ねがあったからこそ、それが”本質的”だと思えるようになったわけで。

僕がそうだったように、地上で悩んでいる人にとっては、その”本質”があまり響かないことも多い。

そんな人には、僕まるで天上人の語る説法のようにも聞こえ、逆に遠い存在になってしまいかねないな~と。

むしろ、地上人だったころの自分の悩みや、それを解消したくてもがいていた頃のリアルな日々、言動こそ読者にとって刺さることも大いにある。

「そうかぁ…天上人と地上人か~。オレの頭にはいつの間にか天使の輪がついていたんだな~」

と、喜びと反省に浸りながら帰りの電車に揺られていました。

まとめ|天上人は、靴を履いて地上に降り立ちましょう

講座の先生と先輩によって、

“本質を語りたがる天上人”として3cm浮き上がって空中をふわふわ漂っていた自分に気づかされました。

でも、かつて自分が救われたのは、地に足ついた誰かの言葉や実践でした。

頭上の天使の輪を取って、ちゃんと靴を履いて、もう一度地上に降りようと思います。

ということで、帽子被って、手に鎌もって、畑の草刈りしてきます。

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