「ちょっと体がだるい。でも、休むほどじゃないしな……」
「今僕が休んだら、周りに迷惑がかかってしまう」
そんな風に自分に言い聞かせて、重い体を無理やり引きずって出勤していませんか。
かつての僕は、どれだけ心が悲鳴を上げていても、「休む」という選択肢を自分に与えることができませんでした。
「ここで休んだら怠けていると思われる」
「みんな頑張っているのに、自分だけ逃げるわけにはいかない」
そんな風に、いつも「周りの目」や「評価」に怯えていたんです。
でも、ある日気づきました。僕を苦しめていたのは、上司でも同僚でもなく、僕自身の心の中にあった「あるルール」だったのだと。
今日は、人目を気にして一歩も動けなかった僕が、どうやってその鎖をほどき、自分を大切にできるようになったのか。そのきっかけとなった「実験」についてお話しします。
「休めない」の裏側に隠れていた、自分への厳しいルール
僕たちは、自分が「人目」を気にしていると思っています。
「上司に無能だと思われたくない」
「同僚に迷惑なやつだと思われたくない」
確かにそうかもしれません。でも、もっと深く自分を見つめてみると、そこには自分でも気づいていない「絶対的なルール」が隠れていることがあります。
それは、「ズルはダメ。ラクしちゃダメ。怠けちゃダメ。」という、潜在的な禁止事項です。
自分の中に厳しい「お母さん」のような監視役がいて、少しでも休もうとすると「甘えるな!」「ちゃんとしろ!」と叱りつけてくる。
僕たちが人目を気にしてしまうのは、実はこの内なる監視役が、他人を使って自分を責めているからなんです。
「周りが怒る」と思っているのは、実は「自分が自分を許していない」ことの裏返しだったりします。
怖いのは、ルールを破った時の「報い」を恐れているから
なぜ、そこまで「休むこと」が怖いのでしょうか。
それは、自分の中のルールを破った瞬間に、取り返しのつかない悪いことが起きる、と本能的に思い込んでいるからです。
「一度サボったら、二度と戻れなくなるんじゃないか」
「周りから見放されて、居場所がなくなるんじゃないか」
この得体の知れない恐怖が、僕たちから「休む」という自由を奪っています。
この恐怖を解くには、頭で考えるだけでは不十分です。
あえて「自分がダメだと思っていること」を実際にやってみて、「あ、大丈夫だったんだ」という体験を脳に刻み込むしかないんです。
あえて「サボる」という、最初の一歩
そこで僕が試したのが、体調がそこまで悪くないのに会社を休んでみる、という実験でした。
いわゆる「ズル休み」です。
朝、震える指で欠勤の連絡を入れ、平日の昼間に公園のベンチでぼーっと座ってみる。
最初、心臓はバクバクしていました。「今頃みんな忙しく働いているのに……」という罪悪感が波のように押し寄せてきます。
でも、そこでじっと、自分の感覚を観察してみました。
空は青く、風は優しく、世界は何一つ変わらずに動いている。
そして翌日、会社に行ってみると、誰も僕を責めませんでした。
「あぁ、ズルをしても、怠けても、世界は僕を許してくれたんだ」
この「大丈夫だった」という体感こそが、自分を縛り付けていた絶対的なルールを少しずつ溶かしてくれました。
まとめ:自分のための「小さな人体実験」
この記事では、休めない本当の理由と、それを乗り越えるための「実験」についてお話ししました。
もしあなたが今、しんどいのに休めずにいるなら、それはあなたが弱いからではありません。自分の中に、真面目すぎる「ルール」を持っているだけです。
そのルールを緩めるために、まずは小さな実験をしてみてください。
- 5分だけ、やるべきことを放置して深呼吸してみる
- コンビニで、理由もなく自分の好きなものだけ買ってみる
- 完璧に仕上げなきゃいけない資料を、6割で出してみる
あなたが「これをやったらダメだ」と怯えていることを、あえて一つだけやってみてください。
そして、そこで感じる「意外と大丈夫だった」という安心感を、大切に拾い上げてあげてください。
その小さな成功体験の積み重ねが、いつかあなたを「人目」という牢獄から連れ出してくれるはずです。
それでは、今日は以上です。
読んでくださり、ありがとうございました。
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