【アドラー心理学】幸せのカギは自己受容、他者信頼、他者貢献の正のサイクル

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アドラー心理学

前回の記事で、アドラー心理学の「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」について、自分なりの解釈で整理してみました。

>>自己受容、他者信頼、他者貢献とは|嫌われる勇気を読み返して学んだこと

で、これって、3つバラバラにあるようで、実は深くつながっていると思うんです。

職場で周りの目を気にしすぎて、人に自分の弱さを見せられず、自分で抱え込み、苦しくなりがちな僕ですが、

このつながりについて、自分なりに腑に落ちたとき、

「あぁ、、、怖いけど、勇気を出して頼ってみよう、助けを求めてみよう、本音を出していこう」

と、少しだけですが勇気がでました。

実際に職場でも思い切って周りに相談する場面も以前よりは増えてきました。

今日は、その“つながり”について、僕の理解をシェアさせていただきます!

自己受容が他者信頼につながる

自己受容、他者信頼、他者貢献の3つはどのように関連するのでしょうか。

まず、自己受容から考えます。

自己受容、つまり、自分をありのままに受け入れられるようになると、他人からの評価で自分の価値が揺らぐことが少なくなります。

たとえば仕事でミスを指摘されたとき、自己受容ができている人なら

「あー、たしかにそうだわ。じゃあ次はここを改善してみよう」

こんな風に指摘を仲間からのアドバイスとして受け取れるはずです。

でも、自己受容が弱いと仕事上の指摘であるはずなのに、

なんか馬鹿にされたように感じたり、

あぁデキない奴だと思われてるんだろうなと不安になったりと、

そんなふうに、自分に刃を向けるような拡大解釈をしてしまいます。

つまり、自分に凸凹があること(とくに凹の部分)を自分自身が許せない、

それはダメなことだって思ってしまう。

こういう思考クセが根っこにあると、職場のみんなが敵に見えてくるのです。

他者を仲間だと思えず、何か報連相しようとしても

「どうせ、また批判されるんだろうな、自分の凹を突っつかれるんだろうな。はぁ。」

という思いが先行し、他者を信頼できなくなってしまいます。

一方で、自己受容が高い人は、誰しも凸凹がある、そんなことは至極当たり前のように思っています。

だから、自分の”仕事への指摘”を、自分の個性としての凸凹の否定と解釈することはない。

「あぁあの人は自分を攻撃してきた」感覚にならない。

たがら他者を”敵”と感じることは少なく、

むしろ、“仲間”として信頼しやすい。

つまり。

自己受容の高さは、他者信頼につながるのです。

他者信頼が、他者貢献へと広がる

そして、他者を仲間だと信頼するならば、

「この人たちのために、なにか役に立ちたい」

あるいは、役に立ちたいとまでいかなくても、

周りと関わることにむかって、何かしらのアクションをとれる勇気が出ます。

そうすれば、他者やコミュニティに対して「貢献できたぞ」と思えるチャンスができますね。

でも、もし職場の仲間を「自分を責め立てる敵」と感じていたならば。

貢献したいという気持ちも、「どうせまた怒られるかも…」という恐れでかき消されてしまうでしょう。

幸福感の鍵である「貢献感」を感じるためのアクションに、そもそも踏みだすことがでいなくなってしまいます。

つまり。

他者信頼は、周りに貢献する勇気の源になるのだと思います。

他者貢献が、自己受容を高める

そして、他者への関わりに踏みだせた時、はじめて貢献感を感じるチャンスがめぐってきます。

もし、誰かが感謝してくれたら、それは大きな貢献感となり、喜びがわき上がってくるでしょう。

感謝されなくとも、そもそもアドラーのいう他者貢献とは、見返りを求めない貢献であり、

自分なりに考えて動いて、「よし、役に立てた!」と自己完結すればいいのです。

自分はこのコミュニティに役に立てるんだ、

ここにいいんだ、

というような貢献感、所属感は自己受容をさらに高めてくれるでしょう。

つまり、他者貢献は自己受容を育てる行為でもあるわけです。

3つがつくる“正のスパイラル”

自己受容 → 他者信頼 → 他者貢献 → そしてまた自己受容へ。

この流れが正の方向へ回りはじめると、3つはらせん階段のように上へ上へと循環していきます。

サイクルが回るほどに、「ここにいていい」「このままで大丈夫」という安心感と所属感が深まり、人とのつながりの中で、静かな充実感が満ちていく。

アドラーが言う“幸福に生きるための三要素”は、単なる理想論ではなく、実際にこの“スパイラル”の中で育っていく感覚なんじゃないかな、と思っています。

負の方向にまわると…

でも、もしこれが、負の方向にまわると…

それはまさに、不幸感へと続く暗闇へのらせん階段にもなり得ます。

これこそ、まさに、僕が適応障害になってしまった構造でした。

このあたり、また別記事で書こうと思います。

おわりに

結局のところ、幸せは「自分の内側」と「他者とのつながり」が響き合うところに生まれる。

この3つの循環を、日々の小さな場面の中で感じながら生きていけたら、少しずつでも、心の居場所を広げていけるような気がしています。

ということで、今日は以上です!

読んでくださりありがとうございました。

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