自分の価値観がよくわかりません…
今日は『価値観』をみつける方法の一つを紹介します
こんにちは。
先日、僕のメルマガで
「暮らしのなかで、お節介かなとおもいつつも、ついつい周りの人にその楽しさとか魅力をおススメしちゃうようなことってあります?」
とお聞きしたところ、
講座受講中のパンが美味しく出来た時、家族が褒めてくれるので、人にもオススメしたくなります。
と、読者さんからお返事をいただきました!
このお節介的な、世話焼き行為って、どちらかといえば、
うっとうしいと言われがちな、ネガティブなもの、という印象がありますよね。
ただ、実はこのお節介には、自分が無意識に大事におもっている”価値観”の現れであることが多いんです。
自分が「ありがた迷惑かな」と思いつつ、つい人にやってしまいたくなる言動を深ぼると、
そこから自分のホンネのヒントを見つけることができます。
今日はそんなお話をします。
そもそも価値観って何?何のために見出すの?

そもそも、価値観とはどんなもので、何のために見出すのか、という疑問については、以下の記事で書いています。
最大のメリットは、自分の内に秘めた価値観を見出すことで、モヤモヤした人生がパァ~っと晴れ、
「人生のコンパス」が見えてくることだと思います。
この記事を読む前に、ぜひ一読してみてください^^
”世話焼き”の裏にあるもの

ついついやってしまう“お節介”とか”世話焼き”の裏に、なぜ価値観が潜んでいると言えるのか。
端的に言えば、お節介にも相手にしてあげたくなるほど、
その言動、モノ、それで得られる状態に自分なりの価値を感じているから、です。
例えば…
- 家で余った野菜をご近所さんにあげる
→そもそも肉大好きで野菜嫌いな人は、野菜なんかあげようと思います?
- 子育てする娘に「子供には食が大事だよ、レシピ教えてあげるよ」とアドバイスする母
→毎食カップヌードルの母だったら、こんなアドバイスを娘にします?
- 残業が多い悩みを相談する同僚に効率化する方法をアドバイスする友人
→もし毎日喜んで夜中まで残業するような友人だったら、そんなアドバイスします?
人におススメしたくなったり、アドバイスしたくなったりしている時点で、
なにかしら、それをすることによって得られるモノや状態に、価値を感じているってことなんです。
同じお節介行為でも、人によって価値観は異なる

おもしろいことに、同じようなお節介でも、人によってその言動やモノに感じている価値観はバラバラです。
僕の例でちょっと説明しましょう。
今年、僕は”そうめんカボチャ”というおもしろい食感の野菜を育てているんですが、
それを、お節介にも友人におすそわけしました。
それは「おいしいからあげた」わけでも、「健康にいいからあげた」わけでもないんです。
きっとそういう理由であげる人は、「食」や「健康」に価値を感じているのでしょう。
僕は、僕自身が感じたように「なにこれ!食感が糸みたいでおもしろい!」と
好奇心が動かされたワクワク感を感じてほしかったんです。
だからカボチャを渡す時も「おもしろがってくれるかな~」ってことを期待していました(笑)
つまり、僕自身は「好奇心を満たすこと」に大きな価値を感じているんです。
メルマガ読者さんのように「パンをあげたい」と思う人の根底にある価値観もさまざまですよね。
「おいしいモノを食べほしい」なら「おいしい食」に、
「斬新な味付けをしたパンに驚いてほしい」なら「新しいことを発見すること」に、
「パンを家族みんなでわいわい食べてほしい」なら「家族との温かい時間」に価値を見出しているのでしょう。
余談ですが「いつももらっているから、”仕方なく”お返しで食べ物をあげた」とかの場合でも、
じつは根っこには「親密な人間関係を築くこと」や「誠実であること」を無意識に大事だと思っていたりします。
(ただ、”仕方なく”という義務感からくる行動は、”そうしなきゃ”という他人軸の価値観に縛られていることも多いけど)
”お節介”は価値観探しのセンサーになる

逆に言えば、自分がついつい人に世話を焼いてしまいそうになることを
「なんで自分はこんなお節介をしてしまうんだろうか」
と深ぼることで、自分の価値観を見出すこともできます。
先ほどの「そうめんカボチャ」の例で見た通り、
僕は、「好奇心を満たす」ということを無意識に求めて生きていることに気づけます。
他にも僕が過去やってきたお節介とその裏にある価値観をお見せするとこんな感じ。
赤字で書いたのが、僕の世話焼き行動の裏にかくされた価値観です。
僕は好奇心ベースでワクワクすることにマイペースに没頭したいから、
身軽でいたいし、そんな子供のような自分を愛してくれる人と親密になって、和やかに過ごしたいんです(笑)
価値観は芋づる式に掘り起せる

上で書いたように、「ついついやってしまう行動の裏に、なにがあったんだろう?」
と探っていくと、まるで宝探しのように“ほんとうの自分”が見えてきます。
しかも、一度それに気づくと…
「あれ、そういえばこの前のあの行動も、同じ価値観から来てたな」
「子どものときに夢中になってたアレも、つながってるかも…!」
と、芋づる式に、自分が“何に対して心が動く人間なのか”が見えてきます。
僕であれば、大学院時代に研究に夢中になったことも、今、野菜作りにワクワク没頭していることも、
実は「知的好奇心」を満たしたいから、ということで一気通貫しているんですよね。
まとめ:自分の行動を、ちょっと立ち止まって観察してみよう
ということで、この記事では、お節介的な行動から実は自分が大事だと思っている価値観を見出せる、ということについてお話させてもらいました。
みなさんもぜひ、迷惑かな~?と思ってもついやりたくなってしまう自分の言動を観察してみください!
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