【素人がお米と仕事の自給に挑戦】田植えイベントを開催しました!

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田植えイベント

こんにちは。

僕は愛知県のとかいなかで、ゆるくも、わりと本格的に食の自給生活を実験している家庭菜園2年目の30代パパです。

先月、急発進した、素人4人による米づくりプロジェクト@愛知のとかいなか。

>>米作りプロジェクトがはじまりました【素人4人@愛知のとかいなか】

今日、田植えイベントを行いました。

これは僕にとっては人生初のお金をいただいてのイベント企画。ドキドキワクワク。

半農半X的に生きていきたいから、いつかは米も自給したいな~と思ってた矢先の米づくりプロジェクト急発進、

それに対する興奮感が冷めやらぬうちの、人生初、リアルでの「仕事の自給」。

いろんな思いがのっかった田植えDay。ついにこの日がやってまいりました!

田植えイベントの様子

雨が心配されましたが何とか持ち、天気は曇り時々小雨。

気温は28℃くらいでムシっとしてましたが、日差しがなく、むしろ小雨が心地く感じられました。

今日は日曜日ということで、9:00~の部と10:00~の部で2部制にしました。

前半は、父子の親子さんと、フランスから留学できた女子高校生さんとそのホストマザーさんが来てくれました。

ちびちゃんは僕の子供です(笑)

↓こんな感じで、ガイドに沿って植えたり…

↓その横で自由に植えたりしてもらいました!植え方の違いで稲穂がどんな違いを見せるかもたのしみですね。

↓少年野球で鍛えた粘り腰で、一番、苗数を植えてくれました!ありがとうございます!

後半の部は、4人家族と5人家族の2ファミリーがお越しくださいました。

小学生以下の子供ばかり(全員男)で終始賑やかでした。

↓最初は「きもちわるい~」と言っていた子も、気づけば一人で苗をもって手植えいていました!

↓こちらのお父さん、フォームが美しい!

人生初の有料イベント企画で「仕事の自給」ができた!

今回米づくりプロジェクトが始動するにあたって、

どうせやるんだったら他にも田植えやりたい人とか誘って、ワイワイやりたいね~

と話していました。

つまり、お金をもらってイベントをするということになる、と当初から内心ドキドキ、ワクワクしていました。

ホントに自分が主催するの?(正しくは僕たち4人で主催するんですがw)と大げさにドキドキ(笑)

で、みんなであれやこれやいいながら料金や日程を決めつつ、canvaを使ってのチラシ作りも初めてやりました。

数年前、結婚式で座席表やプロフィールカードを自作するときに使っていましたが、広告チラシは初めてでした。

でもやりだすと、研究ポスターをつくるかんじで意外とたのしくて、テンプレを使うとけっこう簡単にできました。

実際にそのチラシが、数十人のいるライングループに投稿される時はけっこうドキドキ(米づくりメンバーの一人の女性がNPO代表でツテがおおいのです)。

数日間で、10人弱の応募があつまりました(^▽^)ありがとうございます!

初イベント企画で感じたこと

今回、初めてイベント企画してお金をいただき、小さな「仕事の自給」ができました。

今日のイベント企画を通じて、2つ、大きな経験、学びがありました。

ワクワクする遊びが感謝される仕事になる、ということ

まずひとつ自分の中で大きく感動したのは

「自分はただ楽しんでいるだけなのに、お金と感謝をいただけてしまった」

ということです。

仕事で心を病んでから色んな本を読むなかで

「ワクワクすることをやろう、お金は後からついてくるから」

「遊びを突き詰めると仕事になる」

的なことをたくさん目にしました。

仕事は頑張るもの、時には楽しいこともあるけど、やはり我慢も嫌なことも伴うもの、だって給料をもらうんだから、

そんな思いをもって働く中で心を病んでしまった僕にとっては、救いとなる考え方でした。

が、正直言えば、とはいってもさすがにワクワク100%だけでは無理やろ、

どこかでイヤなこととか、お客さんに気を遣ってムリする場面もあるやろ、

と、心底では信じ切れていませんでした。

でも、今回のイベントって、いってしまえば

ただただ僕らがやりたかった田んぼでの米づくりや田植えに、せっかくなんで一緒にやりたい人いますか~?

ってチラシをつくって、料金つけて、呼びかけただけなんです。

そしたら、ホントに手をあげてきてくれた方がいて、

僕は、田植えという、僕にとっての遊びを、ただただ無邪気に楽しんで、

なんやったら来てくれた方や子供さんたちとおしゃべりも楽しんで、

そしたら、「ありがとう~またやりたいです~」ってお金を渡していただけたんです。

やってるときはとくに何も思いませんでしたが、今冷静に振り返ると、

…ホントに起きてしまった、こんなことが、

という状態になっています。

上で「お金と感謝をいただけて”しまった”」と書いたのは、

「さすがに100%ワクワクだけじゃないでしょ」、という疑いが、見事にひっくり返されたからです。

ただ自分がワクワクすることをやってるだけでお金をいただけるということが、自分のリアルでおこってしまった。

まぁもちろん、仕事の自給レベルとしては、まだまだ、コラッタレベル(あ、ポケモンです)なのかもしれません。

でも、本で読んだことはあっても、これまで生きてきた自分の人生の中で、そんな体験したことなかったので、

少しだけでも「ワクワクする遊びがだれかの感謝になる感覚」を味わえたことは、とても大きな経験になりました。

「仕事の自給」はまるで1枚目の瓦

今回のイベント、実は、喜ばれて感謝されるだけじゃなく、怒られることもあって、喜びとこわさの両面を体験しました。

怒られた一件は、完全に僕らが悪いのですが…

僕らがお借りしている田んぼの横の土地(草ボーボー)にまたがって、テント拠点を立ててしまったんです。

それをたまたま見かけたそこの地主さんから「許可とってないやろうが」と注意されたのです。

(もうこれはホントにその通りです。すみませんでした、と謝罪しました…ごめんなさい🙇)

僕はもとより、叱り声とか、誰かが怒っている空気感とかがとても苦手です。

久々に心臓がキューっとなりました。

その後、表面では明るくふるまっていましたが、10分くらいは内心ドキドキを引きづっていました(笑)

一方で、イベントに来てくれたみなさんは、とても楽しそうで、とくに子供たちはギャーギャーはしゃいでいて、見てるコチラが自然と笑顔になりました。

通りがかりのおっちゃん(おそらく近くで田んぼをやっている方)なんかも笑顔で「やってるねぇ、えらいねぇ」と声をかけてくれたりする場面も。

来てくれた方からは

「楽しかったです~ありがとうございました^^」とか

「秋の収穫も楽しみにしてまーす」などと言ってもらえて、

ジーンととてもうれしい気持ちになりました。

たった一日(というか午前の2,3時間)の中で、ぐわんぐわんに感情を揺さぶられました。

仕事を自給すると、こんな風に、喜びも怖さもダイレクトに、ギュオンと、くるんだなと強く実感しました。

私は会社員で研究職(今は休職中)なのですが、こんなにも感情が動いたことはありません。

上司に注意されるとか、ピリつきを感じたとか、プレゼン緊張する、とかはありますが、

研究仕事でお客さんから感謝してもらって幸せを感じた、という思い出は、正直…ゼロです。

あって、上司から「よくやってくれた」と褒められた、とか、論文通せてうれしい~、くらいでしょうか。承認欲求が満たされた快感はありましたね。

今回の経験を通じて、「仕事の自給」と「会社員」という働き方の違いは、瓦割りにおける積まれた瓦の位置のちがいのようだと感じました。

「仕事の自給」というのは、瓦割りの一番上に置かれた瓦です。

喜びも怖さも不安も、その衝撃がダイレクトに自分にやってくる。一番上の瓦が一番激しく割れるみたいに。

一方で、「会社員」という働き方は、下層の瓦。

企業というデカい看板や、チームで働くため責任が分散されているおかげで、何か問題やクレームを受けても

自分自身が受けるダメージは少なくなります。

でも、うけとる感謝や、喜びも小さくなっている気もします(少なくとも研究職の僕は。まぁ職種によって異なるでしょうが)。

いい意味でいえば、精神的に揺さぶられることが少なく、比較的安定した気持ちで仕事ができます。

今回のイベント企画は、ホントに小さな小さな「仕事の自給」です。

それに一人じゃなく仲間と。それにそれに、仲間の女性のNPOの看板も半分お借りしています。

それでも、これだけ気持ちが揺らされました。

いずれ僕は、会社員に固執せずとも生きていけるくらいに、個人で仕事をやっていけるようになりたいな、考えています。

が、自分の看板で稼いでいくってことは、こうした、ジェットコースターみたいな気持ちの振れ幅とともに生きていくってことなのか…

うわぁ、すげぇ、自分にそんな生き方ってできるのかな~

と、少しの不安や、今、個人事業で生きている人への尊敬の念を抱いた次第でした。

まとめ

ということで、いずれにしても、今回の田植えイベントは、控えめに言って最高でした!

自分の中でも人生レベルで、特別なものになりそうです!

来週にも田植えイベントがありますので、また楽しんでいきたいと思います!

今日来てくれたかた、ありがとうございました!

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