【菌ちゃん農法】家庭菜園初心者でもできた菌ちゃん畝づくりの方法(前半)

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菌ちゃん農法

こんにちは。

僕は食の自給率アップを目指して、2024から市民農園で家庭菜園をはじめました。

2025年は菌ちゃん農法と自然農をやる!と決めていたものの、応募していた市民農園が落ちてしまいました。

どうしよか~と明け暮れていたところ、今の市民農園で仲良くなった方から新しい農園を紹介してもらい、先週、何とか土地が見つかりました!

そして昨日と今日、さっそく菌ちゃん畝づくりをやってみました。

野菜づくり2年目の初心者ですが、菌ちゃん畝、ちゃんとできましたよ!

今回は家庭菜園初心者の僕が、実際に菌ちゃん畝を作った手順を紹介します。

まずは落ち葉ひろいから

まずは菌ちゃん農法の特徴である、有機物をあつめるところからスタート。

菌ちゃん農法では、糸状菌が優位に増えるような有機物を畝に仕込むのが特徴です!

*菌ちゃん農法に適した有機物*

  • 刈り草(イネ科の葉がつんつんと尖って茎がかたい雑草)
  • もみがら(半年ほど野ざらしになって湿り気をおびたもの)
  • 竹(数か月野ざらしになったものを1~10 cmサイズに砕く)
  • 落ち葉(数か月のざらしになったものが理想)
  • 木(長さ3~5 cmの木枝やチップ、数か月野ざらしになったものが理想)

わが家の近くには、雑木林が生えた河原があります。

そこでせっせと落ち葉集め。

落ち葉は畝1㎡あたり5kg必要とのこと。

家で測ってみると45Lのゴミ袋1つにギュギュっとつめて大体5kgでした。

僕は1m × 5mの畝を3つ作る予定なので1畝当たり5袋(25kg)を3セット、つまり15袋分落ち葉拾いをしました。

時間にすれば、大体2~3時間落ち葉拾いしてました(笑)一日目はほぼ落ち葉拾いで終了!

畑で畝づくりの流れ

畑のビフォーアフター

最初に、畑と菌ちゃん畝を作る前と後のビフォーアフターをお見せしますね。

どん。

最初は草がぼそぼそと生えているだけの様子でしたが…頑張りました(笑)

1m × 5mの畝3つです。3つの畝を1日で作り上げたのですが、正直めちゃくちゃ疲れました。

畝づくりだけで7時間。7時間スコップ振り続けたら、もう首やら肩やら、くたくたでした(笑)

ちなみにこの市民農園の区画は45㎡(5×9)なのでまだあと半分ほど残っています。

残っている畑では自然農法で野菜づくりをします!

菌ちゃん畝づくりのステップ

はじめに大まかな流れだけ説明しますとこんな感じです。

菌ちゃん畝づくりの流れ
  • Step1
    畝幅の目印となる支柱とひもを設置

  • Step2
    溝を掘って土を畝へ上げる

  • Step3
    土を平らにならす
  • Step4
    有機物を畝にのせる
  • Step5
    土をまぶす
  • Step6
    雨にあてる
  • Step7
    黒マルチをはる

  • Step8
    重石をのせる

  • Step9
    菌ちゃんに感謝「ありがとう」

今回の記事では実際にやったStep5までを紹介します!

畝づくりダイジェスト(Step1~5)

さて、ここからは実際の畝づくり工程をダイジェストで紹介しつつ、ところどころ僕なりの解説も入れてます!

Step1. 畝幅の目印となる支柱とひもを設置

まずは支柱とひもを使って、畝の形の目印をつくります。

あらかじめひもを張って目印をつけておくことで、Step2できれいに溝をつくることができ、最終的に畝幅がそろったきれい畝ができあがります。

今回は下の写真のように畝の幅を130cmとして支柱をさし、糸をはりました。

畝と畝の間(畝間)は40cmとして目印をつけておきました(写真はすでに溝を掘った後のモノです)

Step2. 溝を掘って土を畝へ上げる

目印に沿ってスコップ(シャベル)で溝をほり、掘った土を畝のうえにのせていきます。

ちなみに畝をつくるまえに雑草があれば抜くか根元で刈り取っておきましょう。

目標の畝の高さは土を平らにした状態で、溝の底部から畝の最上部までが45cm以上です。

だいぶと掘らないといけません~

色の違う粘土層が出てましたが、気にせずガンガンほって土を畝に上げました。いずれ糸状菌によってフカフカの土になることを祈ります。

Step3. 土を平らにならす

つづいて、あとで有機物をのせやすくするために、畝の上にのせた土を平らにならします。

下にビフォーアフターをのせています。

ビフォー

山盛りの土

アフター

平らにしました(手前の畝)

畝の端っこはボロボロと土が崩れやすいので手や板を押し当てながら、押し固めます。

このとき、できるだけ畝幅を広くするようにこころがけました。

畝幅を広くすればした分だけ栽培面積が増えますので!

ちなみに、理想的にはこの段階で畝の高さが45cmになっているのがベストだそうです。

僕もはかってみると…55cmほどになってました!

Step4. 有機物を畝にのせる

5㎡に5袋分の落ち葉どーん

畝の上に有機物をまんべんなく広げます。

落ち葉や草であれば1㎡あたり5kg、もみ殻なら1㎡あたり70~80L、竹チップや木チップは1㎡あたり40~45Lが推奨されています。

まんべんなく広げました!
すでに、ところどころ白い菌ちゃんが付いていましたに(^^)

Step5. 土をまぶす

有機物をのせたら上から土を2~3cmの厚さでまぶしてあげます。

まぶした後は、指を立てつつ、土と有機物をギューッとおさえつけてあげました。

有機物同士の空間を適度にせばめ、また間に土が入り込むことで、有機物が乾燥しづらくなり、適度に空間が減って糸状菌が増えやすい環境になるからです。

逆に土を厚くかぶせすぎたり有機物を押さえつけ過ぎてしまうと空気不足で糸状菌が増えにくくなってしまいますので、ご注意を。

3つの畝すべて、落ち葉のうえに土をまぶしてあげました

まとめ

今回は菌ちゃん農法の畝づくりの流れと、実際の様子(前半までですが)をダイジェストで紹介しました。

家庭菜園をはじめてまだ2年目で、菌ちゃん農法を畑で実践するのは全くの初めてでしたが、かなりスムーズにできました。

とはいえ、一日中スコップで土を掘りつづけたので体の疲労がすごいことになっています(笑)

まだまだ元気と思っている30代前半の男ですが、結構首肩キテます。

皆さんは余裕をもってやってくださいね。

この後は雨にさらし、黒マルチをはっていく流れになります。

今日畝づくりをしましたが、なんと夜は雨の予報です(というか雨予報だったから急いで今日畝づくりしただけ、笑)。

この記事を書いているまさに今、雷とともに強い雨が降っています。

いいですね~、明日には最後まで畝づくり完成できそうです!

菌ちゃん畝づくりの後半は下の記事で書きました!

>>【菌ちゃん農法】家庭菜園初心者でもできた菌ちゃん畝づくりの方法(後半)

ではでは、皆さん野菜づくり楽しんでいきましょう!

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